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森近霖之助は香霖堂の店の主である。古びたイメージの道具屋だが、中身はなかなかに広い。 最近は静かに本を読むのが日課になっているが、そろそろあの子がやってくることだろう。そんなことを思いながら、霖之助は本に視線を落とす。 今日もいつもと変わらない、のんびりとした日常がはじま…… みしみしみし、どごん! ……らなかったようだ。 お茶の香りが鼻をくすぐる。いいお茶に特有の、独特の芳香だ。 「君達は、僕の店に何かうらみでもあるのかい?」 「すみませんでした」 全面的に自分が悪いので、キラは全面的に降伏した。それ以外に頭の中に選択肢が浮かばない。 「魔理沙も、聞いている話じゃ君も不用意すぎるだろう」 「だ、だって」 「……君に怪我があったらどうするんだい?女の子なんだからもっと自愛してくれよ」 「っ……、ぷいっ」 やれやれ、と霖之助がメガネに手をかけるしぐさが妙に板についていて、キラは何か感心したような気持ちになった。絵になるイケメンとはこういう人のことを言うんだろう。 「とまあ、大体の事情は分かったことだし、……どうしようか?」 「と、とりあえず壁と天井をふさぎます、はい、……ちょっといつになるか分からないですけど」 キラはぱらぱらと埃が落ちる天井を見上げながら、隣でうつむいている魔理沙に目を向けた。いや、どう見ても即死レベルの破壊だったのに、何で無傷なんだろうと思わなくも無い。 「……橙はとりあえず家かえるか?俺はまだ時間かかりそうだと思うけど?」 「大丈夫です!藍さまなら分かってくれます!」 「……そうか」 橙には甘い藍さんのことだ、案外事情を話せば多少遅くなっても問題は無いだろう。 「それはそうと、君たちは何をしにきたんだい?何も冷やかしに、と言うことはないだろう?」 「えっと、ですね」 キラはポケットの中に入っていた例のバッテリーぽいものを霖之助に渡した。霖之助の顔がほう、と言う風になる。 「まあ、今日はそれを……」 「やぁ、盟友、元気にしていたかい?」 「うわっ!?にとり?い、いきなりびっくりするだろ!?」 魔理沙が驚きの声を上げたが、来訪者のほうは至って平静そのものだ。と言うよりいつきたんだろう。 「やあ、にとり、どうしたんだい?」 「天狗たちが騒いでたから来てみたんだけど、ずいぶん派手にやったみたいだね」 「まあ、今回は直せる人がいるみたいだからまだいいけどね、道具一式はこっちで用意したし」 「ふむふむ、じゃあ今日はアイテム加工に精を出せるんだね」 「そういうことになるね」 なんだか二人の間になんともいえない空気が流れた。これはなんだ、出来ているのか、とあいコンタクトを橙にまわすと、その隣で魔理沙がまた凄い形相になっていた。擬音にするとがびーんとかがーん、とかが来るのではないだろうか。 ふと橙が地面であくびをかいていた猫に気がついた。先ほどに取りと言われた少女の肩にいた猫だ。 「にゃー、同士ですよー」 橙が猫に手を伸ばすと一閃。猫のアイアンテールが右手に炸裂した。 「気安く触るな」 「ね、猫が喋った!?」 「いや、橙……」 お前ってば猫だろう? 「猫が喋った!」 大事なので二回言ったのか、橙。 「後俺は猫じゃない、ねこねだ」 「……なにがちゃうねん」 「しゃー!」 「ぎゃー!!」 「俺は人間だ!」 「どう見ても猫じゃないですか!」 ざしゅ! 「……理不尽だ」 キラは引っかかれた顔面を涙目で押さえる。猫の爪は割りといたい。 「で、お前は見かけない顔だな」 「猫にお前呼ばわりされる俺って一体……」 「……シャイニングレイピア」 じゅ。 「あつー!?何しやがる!?ていうか今ビームでたよな!?主にその首輪かなんかから!!」 「ここじゃそれくらい普通だろう、なにおどろいてるんだ、妖怪の癖に」 「 俺 は 人 間 だ ! 」 キラは目いっぱい叫んだ。すると周りの人間、まあ妖怪も多々混じっているが、が一斉にキラの方向を見た。 「え?君は妖怪じゃないのかい?かすかに妖力を感じるけれども?」 と霖之助。きらっと光る歯が妙に気に障る。 「あはは、笑えない冗談を言うなお前、お前私の箒の最大加速くらいのスピードは軽く出してたじゃないか、人間がそこまで出来るはずないだろ?」 と魔理沙。親指を突き立ててくる。 「冗談言うにも技術がいるんだよ、えーと、そう、メカニックのあたしみたいに」 とにとり。捲り上げた白い腕がまぶしい。 この場で誰一人としてキラを人間として認めてくれる人間はいなかった。 「だ、橙!」 「ね、猫が喋った……っ、猫、ねこが、ねこねが……猫……」 「橙!?ちぇぇぇぇん!!?」 まだショックから立ち直っていなかったのか。と言うか何度も言うがお前も猫だろう。 「ともかく、天井をふさいでくれ、キラ君、用件はその後にでも聞こう、僕もにとり君とアイテム加工に勤しむから」 「そうだねー、今日は昨日仕込めなかった奴を上げちゃおういとおもうんだ」 「昨日!?昨日もここに来たのかにとり?!」 「何か問題でもあるのか?魔理沙?」 「ん~?」 「う……、ぷいっ」 「君はそうやってすぐに気を悪くする、困った妹分だ」 「さあ、さっさと働けキラ」 「猫に指図される俺って一体……」 「……アローショット」 「ぎゃー!?」 「ね、猫が喋った……っ、猫、ねこが、ねこねが……猫……」 今日も幻想卿は平和である。 キラ編前 前 異紳伝まとめ キラ編まとめ 次 キラ編次
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「紅魔館、ですか?」 「ええ、少し調査に赴いてほしいの」 八雲の主、紫はキラにそういうと何か含みのある笑みを見せた。 「どうしてまた俺に?」 「ふふ、自慢じゃないけど私が直接行くとあそこの住民が騒がしくてね、入れてくれそうに無いの」 「そうなんですか?」 「ええ、そういうことにして頂戴」 キラ的には八雲の家にはただ同然でお世話になっているので働くこと自体には抵抗は無い。 祖父が在りし頃、働かざるもの食うべからずと叩き込まれたからだ。 いや、そんなことより時折無意識だうがおなかに手を伸ばす八雲家の主の姿を見て、この人の力になれれば、とキラは強く思う。 きっと、自分などにははるか想像及ばぬ場所に、彼女はいるのだ。本来ならここでこうやって話をしていると言う事実がおかしな位。 「どうしたの?私の顔に何かついているかしら?」 「あ、いえ、なんでも」 「……そう」 何故か見せられた笑みに、一抹の不安を感じる。 一体何に? 分からない。ただ。漠然と胸を捕まれるような焦燥を感じる。 「キラ……、ぁ、紫様、お体に触ります、お戻りください」 「ふふ、分かったわ」 「……キラ、ついでだからその道具と関連がありそうな魔道書を数冊借りておいてくれ、メモはここにある」 「はい」 「……紅魔館の連中はあくが強いから注意しておけ」 最後に付けらされた言葉に軽く戦慄しながら、キラはいそいそと準備を始めた。 紅魔館。 西洋作りのその建物は、昼間にでも凄まじい威圧感を放っている。夜中に見ればさぞ不気味であろう。 八雲家の式、橙とさらにその式キラはその建物の数メートル前で眺めていた。 正直に言おう。 「本当にここに入らないとだめか、橙」 「えっと、ここじゃないと魔法関係の資料は無いと思うんだけどな」 「正直に白状すると今俺は凄まじく帰りたい」 出来れば今すぐに。なおかつ迅速に。 「キラ、藍さまに怒られますよ?」 「……それはそれでいやだな」 キラは半分げんなりしながら、目の前の屋敷を眺める。 自慢ではないがキラは日ごろから巻き込まれることが多い。出来ればこの威圧感満載の屋敷からはかかわりたくない。 ここに来てから理不尽な匂いというか、そういうものを感じる。 ふと、門の辺りに人影があるのに気がつく。 女性だ。体つきは程よくしまっていて、おそらく何か格闘技をたしなんでいるのであろうと一目で分かる。 「なあ、橙」 「なんですか?」 「門番寝てないか?」 「いつものことですよ」 「いつものことなのか」 キラはどうしようか迷ったが、とりあえず起こさない方がいいかな、とこの時は思った。 とりあえずそのまま中に入ってしまおう。こんなに大きな屋敷だ、入ってしまえば誰か案内してくれる人がいてもおかしくない。 と言うよりなんだろう、スルーするのがいいとこの時は素直に思った。 「キラー」 「チルノちゃん、やめよ~よ~」 「へへー、キラ見っけ!」 「あうあう、こんにちはです」 どうやら隠密行動などには向いていないらしい妖精は、無論空気などよんでくれない。頬の辺りがひんやりする。 何でこんなに好感度が上がっているんだろう。 「キラ、ホットケーキくれ!」 「この前もって行ったばっかじゃねーか……」 あのあとなんだかんだでチルノたちとは仲良くなったキラだが、これって餌付けと言うやつじゃないだろうかと思わなくも無い。 「やだやだやだーっ!この前はなんか大ちゃんだけ一個おーかったー!!!」 「チルノちゃん、お、落ち着いて!」 空中で駄々をこねると言う割とアクロバティックな光景を目を一の字にしてキラは眺める。 ぴくっと門番が反応を示す。ここにきてようやく本来の職務を思い出したらしい。どうせならキラが入る前に思い出してほしかったが。 「何ですか!?侵入者ですか!?」 体を構える動作を見て、キラはこの門番がかなり拳技をやり込んでいるのを察した。 キラも一応拳技は使えるが、妖怪との戦闘では地のスペックが違いすぎて役に立った覚えが無い。せいぜい受身くらいである。 この門番の女性の構え、流れるようにきれいで余計な力みを感じない。寝起きでここまで出来るのだから普段のスペックはもっと凄いのだろう。 寝ていたから職務は全うできていない気もするが。 「チルノ今から言う事をよく聞くんだ」 「なになに?今日もあたいはさいきょーよ!」 「あそこにいる門番は聞くところによると幻想卿最強らしい、つまりチルノがあやつを倒せばチルノはまた最強の称号を手に入れることが出来るってわけ、最強は正義、最強は素敵」 「最強は正義!最強は素敵!」 「あいつを倒したら今度さいきょーのホットケーキを作ってやる、それ行けチルノ今行けすぐ行け」 「分かった!勝負だ美鈴!」 「うぇぇぇ!??」 いきなり全開で弾幕を張り出したチルノを見届けて、キラは何か一種やり遂げた気持ちになっていた。 が、その頭の上に鋭い痛みが走る。 「がじがじ」 「おうふ」 「なにしてるのか~?」 「る~ちゃんおはよー」 「おはようなのか、橙」 このルーミアと言う妖怪、橙の友達らしいのだが初対面のキラにいきなりかじりついてきたなんだかよく分からない奴だ。 どうやら彼女なりのスキンシップらしいのだが、痛いのでやめてほしい。 「よしルーミア、今から言うことをよく聞くんだ」 「なんなのか~?」 「美鈴おいしい美鈴おいしい美鈴おいしい美鈴おいしい美鈴おいしい美鈴おいしい美鈴おいしい」 「美鈴、おいしいのか……、じゅるり」 「そこの人!何怖いこと囁いてやがりますか!」 聞いた話だが一定リズムで囁かれるとその内容が当人に対して魅力的であるほどそうであると思い込んでしまうらしい。 いやはやルーミアにしてもチルノにしても単純で助かった。 「キラ……」 「キラさん……」 正面から橙と大ちゃんの非難めいた視線を感じたが、キラは特に気にしないことにした。 橙と大ちゃんはこの日戦慄と言う言葉の意味を知った。 キラ編前 前 異紳伝まとめ キラ編まとめ 次 キラ編次
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登録日:2009/06/15 Mon 21 18 35 更新日:2024/07/01 Mon 01 56 03NEW! 所要時間:約 48 分で読めます ▽タグ一覧 SEED_DESTINY SEED_FREEDOM ☆ 「覚悟」という名の呪い やめてよね オーブの白き疾風 ガンダム ガンダムSEED ガンダム主人公 キラ キラキラコンビ キラ・ヤマト コーディネイター ストライクガンダム ストライクフリーダムガンダム スーパーコーディネイター チート デザイナーベイビー デスノート ←ではない バーサーカー パイロットより技術者向き パイロット最強候補 ファッションセンス皆無 フリーダムガンダム ヤマト准将 ユーレン・ヒビキ 世界平和監視機構コンパス 主人公 保志総一朗 唯一の成功例 天然 学生 怒ると怖い 悲劇の主人公 所要時間30分以上の項目 数奇な運命を背負った男 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 泣き虫 異能生存体 苦悩の連続 親友との不和 賛否両論 非童貞 鬱病 何も出来ないって言って、何もしなかったら、もっと何も出来ない。何も変わらない。何も終わらないから 僕達は何と戦わなきゃならないのか、少し、解った気がするから 『機動戦士ガンダムSEED』の主人公。 CV:保志総一朗 【概要】 【搭乗機】 【SEED】 【SEED DESTINY】 【SEED FREEDOM】 スーパーコーディネイター戦闘面 戦果について 衣装 アニメ以外の媒体での扱い■漫画(コミックボンボンの高山瑞穂版) ■ゲームスーパーロボット大戦シリーズ それ以外のゲーム作品 【概要】 一人称は「僕」で基本的に大人しい性格。 やや天然気味で、日常生活では周りから呆れられる発言も多い。 遺伝子操作により、高い能力を持つ『コーディネイター』である。 コーディネイターであるゆえに頭脳や身体能力に関しては優れたポテンシャルを持つが、基本的に怠惰であり自分から進んで鍛錬することはない。 劇中(*1)に登場した資料によると、日本風の名前に違わず人種はモンゴロイド系との事。 【搭乗機】 ストライクガンダム(SEED) フリーダムガンダム(SEED~DESTINY) ストライクフリーダムガンダム(SEED DESTINY) ストライクルージュ(SEED DESTINY39話) ライジングフリーダムガンダム + 『SEED FREEDOM』終盤 ストライクフリーダムガンダム弐式→マイティーストライクフリーダムガンダム(SEED FREEDOM) 【SEED】 当時16歳。 普通の工学生として中立国オーブのコロニー、ヘリオポリスに住んでいた。 成績は優秀な方。 それを良い事に、ゼミの教授から頼まれ事を頻繁に押し付けられているらしい。 ザフトのヘリオポリス襲撃に巻き込まれ、偶然出会った女の子を最寄の一人分しか空きが無い避難シェルターに入れた事で、 自身は戦場となっていた工廠に迷い込んでしまい、マリュー・ラミアスの計らいにより、一時、地球連合製新型MS『GAT-X105 ストライク』に乗り込む。 この時、不完全な状態だったストライクのOSを戦闘中に即興で実戦投入可能なものに書き換えて戦闘を行い、 標準装備の武装であるアーマーシュナイダーで相対したミゲルの駆るジンを撃破した。 しかし、キラがコーディネイターである自分を基準にして、ストライクの性能を限界まで引き出せる様にOSを書き換えた事で、 ストライクはナチュラルには(ナチュラルとしては屈指のエースパイロットであるムウ・ラ・フラガにすら)扱えない機体となり、 彼と友人を保護した強襲揚陸艦アークエンジェルの戦力がストライクと宙間戦闘機(MA)のメビウス・ゼロのみである事 ナチュラルにも扱えるようなOSに書き換えてしまうとストライクの性能が活かしきれず、事実上戦力が低下してしまう事 アークエンジェルに搭乗している地球連合のパイロットはムウしかおらず、状況からしてパイロットの補充も絶望的な事 から、今のままのOSでストライクを十全に扱えるキラは、友人たちを守るためにもやむを得ずストライクのパイロットとなり、 当人は不本意な形のまま、地球連合とプラント、ナチュラルとコーディネイターの泥沼の戦争に関わっていくこととなった。 その戦いの中、キラはプラントの軍事組織であるZ.A.F.T.に所属する親友と、戦場で不幸な再会を果たしてしまう。 元々戦争とは関係のないコロニーの学生であったのに否応なく、しかも敵との戦力差が歴然という過酷な戦場に投入されている事、 かつての親友や本来同胞であるコーディネイターたちとの望まぬ戦いを強いられ続けている事が、キラの精神を徐々に追い詰めていき、 精神的に余裕がなくなってきたことでピリピリし、友人たちとの関係に問題が生じた事もあった。 なお、この頃にアークエンジェルが偶然確保したという形でラクスと初めて出会っており、交流を交わしている。 その為、アークエンジェルの副長であるナタルが民間人の彼女を人質にしようとした事に反感を抱き、無断で彼女をザフト側へと引き渡している。 これは、軍法に照らせば銃殺刑に処される程の重大な違反行為だったが、前述の通りキラはアークエンジェルにとって居なくてはならない存在である事と、 そもそもラクスを利用しようとした事自体も本来軍規的に見てグレーだった事(*2)、 更に「キラ自身は軍人ではない為に軍法に基づく裁判や罰則を適用出来ない」という理屈に基づくマリューの取り成しでなんとか厳重注意に留まる。 また、軍事要塞アルテミスに入港した際、ユーラシア連邦軍高官のガルシアから、 コーディネイターでありながら地球軍兵士としてザフト軍と戦う現状が差し詰め「裏切り者のコーディネイター」である事を突き付けられ、 戦う事、延いては戦場で敵を殺す事に対する迷いを深め、傷付いて行く。 そんなキラに、彼自身も憧れていた少女が婚約者を捨てて接近していく。 度重なる戦いで身も心もボロボロだったキラは、元々彼女に憧れていた事もあって、次第にその少女―フレイに心を開いていく。 元々余りコーディネイターに対して良い感情を持っていないフレイがコーディネイターである自分に接近してきた事にキラも驚いていたが、 実際のところ、フレイがキラに近付いたのは恋愛感情によるものや優しさによるものではなく、 彼女の父であるジョージ・アルスター事務次官を死なせたキラ(*3)にその罪を償わせると共に、 直接的に父を殺したコーディネイター達にも復讐する為に、 『コーディネイターであるキラに同胞達をなるべく殺させた上で、キラにも悲惨な死を迎えてもらう』ことを思いつき、 そのためにキラに近付き、自分を彼の戦場に行く理由の一つにさせようとしたのである。 憎からず想っていた婚約者を切り捨て、自らの貞操すら捧げてまでのこのフレイの企みに嵌ったキラは、 平時でもストライクのコクピットで寝泊まりする程危うい気持ちのまま戦場に立ち続けるが、 ヘリオポリス襲撃の時に見かけた少女・カガリとの思わぬ再会と交流を通して、荒れていた心情が落ち着いていくと共に、 アンドリュー・バルトフェルド達との出会いと戦いを経て、未だ状況に流されるままではあれど、 それまでの自分と仲間を守る事しか考える余裕が無かった心境に変化が表れ始める。 同時に、気持ちが安定した影響か薄々と上述のフレイの真意をキラが悟りつつあったこと、 一方のフレイは徐々に本心からキラに惹かれつつあったが、彼女自身がそれを認められずにいたことが、 アークエンジェルのオーブ入港の際のとある出来事で両者の決定的なすれ違いを招き、二人の偽りの関係は終わりを告げた。 しかし、以前からアークエンジェルを付け狙っていたクルーゼ隊改めザラ隊との戦いは、キラの状況に構うことなく激化していく。 オノゴロ島出港後の戦闘では、イージスを庇う形で割り込んで来たブリッツを撃破する大戦果を挙げるも、 アスランの絶叫を聞いたキラはブリッツのパイロットがアスランの親しい同僚だった事を悟り、改めて彼の敵となった事を実感したが、 既にフレイに縋ることも、自身の状況を本当の意味で理解できないムウたちに相談することも出来ない状況から一人思い悩む。 その影響で、次の出撃でアスランのイージスと対峙しても戦意は余り無かったが、 援護に来たトール・ケーニヒが駆るスカイグラスパーをイージスが無造作に撃墜・戦死させた事で激怒したキラはSEEDを発現。 鬼神の如き猛攻でアスランを追い詰めるも、その変化で自分は今までキラに手加減されていたと誤解したアスランも怒りからSEEDを発現。 初のSEED発現者同士、それも嘗ての親友同士による死闘を繰り広げてしまう。 キラアアアアアアア!! アスラアアアアアアアン!! この戦闘でストライクのコクピットハッチはビームサーベルによりコクピット内部が露出し、イージスもまた頭部と片腕を斬り落とされていた。 しかし、遂にMA形態のイージスに組み付かれ、剥き出しのコクピットに至近距離からビーム砲を撃ち込まれ―― ――ようとした所で、イージスがバッテリー切れに陥る。 それでもアスランは止まらず、イージスの自爆装置を作動。ストライクも大破し両者相討ちという結末となった。 実はこの戦いの直前、喧嘩別れした気まずさもあって距離を置いていたものの、追い詰められていくキラを見ていられなかったフレイが、 出撃前のストライクに駆け寄り、慌しい状況下と前述の気まずさで上手く話せなかったものの、キラと「帰ってから話す」約束を取り付けていた。 もしもキラがイージスとの戦いから無事に生還していれば、一度すれ違った彼らが新しい関係を築いていくきっかけとなったかもしれないが、 結果としてキラは帰還できず、フレイと関係を修復することが叶わなかったばかりか、これが二人が生身で会話を交わした最後の機会となってしまった…。 その後、アスランは片腕を骨折した状態で意識を失っている所をキラの捜索に来たカガリらオーブ軍によって発見されるが、 キラはストライクのコクピット内には居なかった。 熱によってストライクの内装はドロドロになっており、自爆前に脱出していたアスランでさえ負傷して意識を失っていた事から、 遺体の発見こそ出来なかったもののアスラン、カガリ、そしてアークエンジェルのクルー全員からも、キラの生存は絶望視されていた……。 しかし、重傷を負いながらもキラは生きていた。 戦闘時の損傷でストライクのコクピットが露出してしまっていたものの、緊急用セーフティーシャッターによってイージス自爆時の爆風から守られ、 内装が溶け出す程の高温に達していたコクピットから、偶然居合わせたジャンク屋のロウ・ギュールに助け出されていた。 その後、ロウからキラを預かったマルキオ導師により、プラントのクライン邸に移送され、そこで目を覚ます。 目覚めた直後はストライクで多くのザフト兵…同胞を撃ち、コーディネイターである自分を差別せず接してくれたトールを守れなかった自分が生き延びた事に苦悩していたが、 ラクスの厳しくも優しい言葉を聞いた後は「何のために、何故戦うのか」と考えながら療養し、戦争の激化に伴い「戦争を止めるために戦う」事を決意。 その決意を受けたラクスからザフトの新型MSフリーダムを託され、プラントから地球へ戻った。 かつての母艦であるアークエンジェルとは、サイクロプスの存在を知り、アラスカ基地から脱出しようとする中でのザフト部隊との戦闘中に合流。 この時、アークエンジェルは軍本部の転属命令を無視して帰って来たムウと共に、サイクロプスの範囲外から逃れるべく行動していたが、 事情を知らないザフトの猛攻により艦の損傷は進んで行き、推力低下によって艦の姿勢を維持できなくなったところに、艦砲の合間をグゥルに乗って潜り抜けたジンが肉薄。 ブリッジにマシンガンを向けられ、最早これまでとブリッジクルーが諦めたタイミングにフリーダムで駆け付けた。 この時の、挿入歌『Meteor』をバックに、アークエンジェルのブリッジを庇うかのように翼状のメインスラスターを展開したフリーダムを映すカットはまさしく名シーンと言えるだろう。 こうしてアークエンジェルの窮地を救ったキラは、フリーダムの性能を発揮して艦を護衛し、サイクロプスの範囲外に脱出しようとするのを手助けしつつ、 オープンチャンネルで周囲の連合・ザフト両軍にアラスカ基地にサイクロプスがあり、それがまもなく起爆するであろうことを伝え、脱出するように呼び掛けた。 残念ながら、脅威を伝えた人々の中にもサイクロプスの脅威から逃れられなかった人も出てしまったが、アークエンジェルと共にサイクロプスの爆破範囲から逃れることには成功。 事実上連合軍上層部から見捨てられ、帰ることもできなくなったアークエンジェルのクルーや友人たちと共に、これからどうするべきかを模索していくことになった。 なお、アークエンジェルに戻ったキラはアスランとの決戦前に交わしたフレイとの約束を果たすべく彼女を探すが、彼女はアラスカ基地にて離艦しており、約束を果たす事は叶わなかった。 その代わりにというべきか、フレイとの関係で疎遠・険悪になっていたサイと話し、お互いの心の内を曝け出した事で和解。 再び友人関係に戻る事が出来たのであった。 戦争を止めるために戦う事を決意してからのキラは、頭部や武装、手足を狙い、なるべく人を殺さない戦い方をしている。 『ハイマットフルバースト』と呼ばれるフリーダムの火器一斉射でも、長距離から複数機に同時に攻撃しつつ、致命傷は避けるという神業テクニックを行っている。 なお、「人を殺したくないと言いながら戦艦を真っ二つにしている」等と叩かれる事もあるが、 キラは「なるべく人を殺さない」ようにしているだけであって、「何が何でも人を殺さない」と明言しているわけではない事を一応述べておく。 実際問題、戦場で「一切人を殺さずに戦う」ことは、武装解除後に敵勢力に襲われるなどの二次被害も考慮すればまず不可能であり、 続編『DESTINY』でも、それ以外に方法がないと判断すれば躊躇なく相手のパイロットが死にかねない攻撃を行っている。 上記のやり玉にあげられている「真っ二つにした戦艦」というのも核攻撃隊の母艦であり、放置すればより多くの犠牲者を出す事は必至であった事も考慮すべきであろう。 (一応この母艦は製作側によると「無人」とのこと) この後、アークエンジェルと共にオーブへ移動。 ウズミ・ナラ・アスハとの今後の動向を相談した上で、アークエンジェル共々オーブ軍に協力する。 マスドライバーとモルゲンレーテを狙ってオーブに攻撃を仕掛ける地球軍部隊を迎撃。 ストライクダガー部隊を次々に撃破していく様は、アストレイ三人娘から羨望と畏敬の目で見られていた。 しかし、地球軍が投入した三馬鹿との3対1には苦戦を強いられ、 不意を突かれかけた所で元々フリーダム撃破任務を帯びていたアスランが駆るジャスティスと合流、そのまま共闘し、撃退に成功する。 互いに親友を殺され、また親友同士で本気で殺し合った両者も遂に和解。 戦争を止めるためにお互いの力を合わせていく事となる。 終盤で、彼は様々な実験と犠牲の末に作り出された最高のコーディネイター『スーパーコーディネイター』であり、両親であるヤマト夫婦も本来の両親ではない事が明かされた。 自身を根底から揺るがすその事実に思い悩むも、それでも自分は自分であると、前に進む事を選び戦いに臨んだ。 しかし、そんなキラに更なる過酷な現実が襲い掛かる。 三馬鹿との戦闘中、キラはザフトに保護されていたフレイと、戦場という最悪の場所で再会してしまったのだ。 捕虜を返すという名目で救命艇に入れられたフレイをキラは無我夢中で助けようとするが、フレイの言動に興味を持ったアズラエルの指示で救命艇を保護しようとした三馬鹿に妨害され、 更にフレイを助ける事ばかりに意識がいってフリーダムが小破した事を危惧したアスランにそれ以上の深追いを制止され、フレイをアズラエルとナタルが乗るドミニオンに奪われてしまう。 愛機のフリーダムと共にボロボロになったキラはエターナルに着艦した直後に倒れてしまい、 目が覚めた後もフレイを助けられなかった事・自分の出生の事で苦しみながらも、それを隠そうとしていた。 しかし、キラの虚勢を見抜いていたラクスが「泣いて…良いのですよ。だから人は…泣けるのですから」と口にしたお陰で、 キラは自分を想ってくれる人の膝で、悲しみや苦しみを吐き出す様に大声で泣く事が出来たのだった…。 その後もキラはフレイを助ける事を諦めず、フレイもまたキラが生きていた事を彼の通信で知り、 再会を強く望みながら、自分を保護したドミニオンのクルーとして戦場に残り続けるが、 ドミニオンはアークエンジェルと壮絶な砲撃戦を繰り広げた後に撃沈してしまう。 フレイはナタルの最期の指示で他のクルー達と救命艇に乗せられて難を逃れており、遂にキラのフリーダムがその救命艇を保護出来る距離にまで近付いた―― ――その時、ラウ・ル・クルーゼのプロヴィデンスガンダムが放ったドラグーンの一基が放ったビームが救命艇を直撃。 キラの目の前で、フレイはその両手をキラに伸ばしながら、爆発に呑まれてその命を散らしてしまった。 救いたいと強く願っていた彼女を目の前で喪った事、彼女に自分は何も出来ていなかったと後悔し続けていた事でキラは戦意喪失手前にまで追い込まれるが、 自分勝手な意志でフレイを翻弄し、遂にはその手で殺害したクルーゼへの怒りと憎しみから踏み止まり、プロヴィデンスに挑み掛かった。 尚、アニメでは死亡したフレイの霊魂がキラの下に向かい、『私の本当の想いが、貴方を守るから』と告げた直後にキラが再起した様な演出になっていたが、 このシーンを良く見るとキラとフレイは会話をしておらず(*4)、監督も、『フレイの言葉はキラに届いていない』とコメントしている。 もはや止める術はない!地は焼かれ、涙と悲鳴は新たなる争いの狼煙となる! 人が数多持つ予言の日だ! そんなこと…! それだけの業、重ねて来たのは誰だ!君とてその一つだろうが!! ……それでも!守りたい世界があるんだっ!! そして訪れたクルーゼとの最終決戦では、身勝手な人の暗い業から産まれたが故に世の全てを憎み、分かり合う事などの一切を拒む彼の言葉やプロヴィデンスの性能に翻弄されつつも、 それでも世界を喪いたくないという思いから諦めず戦い、フリーダムを大破されられつつも、プロヴィデンスのコクピットにビームサーベルを突き込んで撃破することに成功する。 プロヴィデンスとの激闘の後は大破したフリーダムのコクピットから宇宙空間に流れ出ながら、これまでの戦いに思いを馳せて涙を流す。 その後、彼を救出しに現れたカガリとアスランが乗るストライクルージュに発見され、保護されたところで、『SEED』の物語はいったんの幕を下ろした。 僕達は…どうして…こんなところへ、来てしまったんだろう…… 僕達の……世界は…… 尚、後日談である「星のはざまで」において、 マルキオ導師の孤児院の前でぼんやりとした表情で海を眺めている アスラン達とマルキオ導師が食事を取っている間、食事に手を付けていない アスランと流れ星を眺めていた時、「不思議…だよね。 僕は、何でこうして生きて…食べたり眠ったりしてるのかな…。 生きてる…から?」という発言をする マルキオ導師の孤児院に帰る時、上を向いて歩くアスランに対して、キラは下を向いて歩いている 等の傷心の様子が描かれており、終戦直後は心身ともににボロボロに成り果て生きる意欲が失われかけた状態だったと思われる。 【SEED DESTINY】 18歳。 前大戦で負ってしまった心の傷を癒すため、マルキオ導師の孤児院で母のカリダやマルキオ導師、ラクスと共に隠遁生活を送っていた。 そのため、前作から表舞台に現れる事は無かったが、旧ザラ派によるユニウスセブン落下テロ事件が発生。 さらには、自分たちの身にも、ラクスの暗殺を目的にした多数の最新鋭MSを持ち込んだ謎の特殊部隊の襲撃が迫り、 事ここに至って助けに来たマリューたちから、秘密裡に修復し、秘匿されていたフリーダム(*5)の存在を知らされたキラは、 誰よりもキラの心を案じ、フリーダムの解放を厭うラクスから封印を解くための『鍵』を受け取ると、再びフリーダムに乗り込んで特殊部隊を撃破。 「任務失敗と見るや即座に自害するような、強い使命感を持つコーディネイターの特殊部隊が襲撃に現れた」という事実から、 ラクスの身を案じたキラは、心の傷は癒えないままながら、彼女や仲間を守るために再度戦うことを決意。平穏な生活は終わりを告げた。 その後、オーブ政府首脳陣を説得しきれず、ユウナ・ロマ・セイランと政略結婚させられそうになったカガリを救出し、 そのままアークエンジェルのメンバーと共にオーブから脱出する事になった。 その後はスカンジナビア王国に匿われる形で潜伏していたが、 テレビ放送でミーア・キャンベルがラクスの影武者としてギルバート・デュランダルに協力し活動していた事から、 ラクスの命を狙った暗殺部隊がデュランダルの差し金ではないかと考え(*6)、プラントに不信感を持つ事になった。 この後、地球連合に協力する形でザフトと戦闘を行おうとしていたオーブを止めようと、オーブが他国で戦闘する度にフリーダムで武力介入を始める。 そして連合とザフトの、戦乱を無暗に拡大させようとする行為等を食い止めようとした。 勿論、これまで通り急所を外した戦い方であり、行動そのものは前大戦と同じ事をしている訳だが、 前大戦とは状況が異なる為、特にザフト側からは批判の声が大きかった。 戦場でいきなり武装解除させられて放置されれば当然敵から狙われてしまい、寧ろ武器を持っている時よりも撃墜される危険性が高まる上、 アークエンジェルやフリーダム(キラ)の目的が彼等をよく知らない者達からは不明だった為(*7)、 武力介入される側からすれば厄介この上ない存在にしか見えなかった。 しかし、情勢が余りにも混迷していて手をこまねいていては手遅れになる事、 前述のラクス暗殺未遂にザフトのいずれかが関わっている事はほぼ確実という事もあり、キラを含めてアークエンジェルのメンバーの意志がブレる事は無く、 結果としては自身らが守りたいものを守るという信念を通しつつ、その中において被害を少なくしていっている。 要するに、オーブが連合に吸収されない様に動き、そして連合とザフトが本格的な殲滅戦に移行させない様に彼等が出来る範囲で努力をしているのである。 その為、周囲からは行動の意図が不明に見えても、彼ら自身の行動理念は前大戦時から変わりないと言える(*8)。 ちなみに無差別に戦場へ乱入するイメージを持つ視聴者も居るかもしれないが、 作中では暴挙(ベルリン大虐殺)や戦闘停止させる要素がある程度あった戦闘(*9)にしか介入しておらず、 それ以外の戦闘は判断・勢力規模的に難しいことや暗殺を狙われているなどの理由があるため、むしろ隠れている。 性格は『SEED』の時と比べ、様々な経験を乗り越えた為かやや悟りを開いた様な感じになっており、 言動が非常にストレートになっていたり、時には正論+理想論なんて事も。 このキラの言動は、 「カガリの為にもただ燻ってないで何かしてやりたい。 自分で何かを成したい」 と考えてオーブを飛び出したアスランには非常に強く響いているのだが、 彼等の想いが他者にそのまま伝わるものでもなければ、彼等は政治への関りが薄かった事もあり、 何より各勢力の思惑の都合から事態が終結する事には中々繋がらなかった様だ。 ハイネ・ヴェステンフルスが戦死した事もあって、アスランとの対面も物別れになってしまう事になる(*10)。 その後、クレタ沖での戦闘に介入し、アスランのセイバーと激突する事になり、彼に自らの行いを批判されるも、 逆に彼にカガリ(+オーブ)と彼自身の現状を訴え、「決意の違い」も決定的な差となる形で、フリーダムでセイバーを修復不能になるまでに破壊した。 クレタ沖での戦闘後、オーブ軍の残党を回収する形で行動していたキラ達は、ロゴスの意を受けた大西洋連合が、 勧告も無しにデストロイガンダム(ステラ搭乗)がベルリンの町中を薙ぎ払って虐殺している事を知り、現場へと向かう。 ステラに呼び掛け続けるシンの声が届き、デストロイは一時的に沈静化するも、静観していた自分の機体が視界に入った事でステラが再び恐慌状態に陥り、 懸命なシンの声掛けも虚しく、再びデストロイで無差別攻撃を開始しようとした為、目の前にいたインパルスやベルリンの町を守るべく、 臨界状態にあったスーパースキュラの砲口にビームサーベルを突き込んで破壊・誘爆させ、デストロイを撃墜する(*11)(*12) しかし、スーパースキュラの砲口がコックピット近くにあった事もあり、ステラは爆発の影響を受けて致命傷を受け、救出したシンに看取られて戦死。 この一件が決定打となって、シンには深い憎悪を抱かれてしまい(*13)、 その後のエンジェルダウン作戦にて連戦と大軍のザフト軍から一人で艦を守るキラは、 徹底的に自分の動きを研究して対策を練ったシンの奇策や気迫とミネルバのバックアップにより圧されて窮地に追い込まれ、 退却しようとするところを衝いて対艦刀での特攻を仕掛けて来たインパルスを捌き切れず、機体の胴体付近を貫通されて撃墜されてしまう。(*14) その後は暫くの間、戦えない状態が続いていたが、宇宙にいるラクスがザフトの襲撃を受けていた事から、 カガリから借り受けたストライクルージュにブースターを取り付けて宇宙へと上がり、 フリーダムに代わる新型『ストライクフリーダム』を手に入れ、再び戦場へ。 因みに、本機に搭乗してからは劇中被弾回数はほぼ0である。 最終決戦ではシンのデスティニーと互角の戦いを繰り広げた後、あちらの執念もあってかレイ・ザ・バレルのレジェンドと対峙。 襲い掛かりながら突然「自分はラウ・ル・クルーゼだ」と言い放つレイに動揺するキラだったが、 クルーゼとレイの違いに気付いたキラは「その命は君だ!彼じゃない!」と訴えかけ、 その言葉で動きの止まったレジェンドにフルバーストを叩き込み戦闘能力を奪い、そしてデュランダル議長のいる宇宙要塞メサイアに突入した。 ……流れが余りにも自然且つスムーズ過ぎる所為で、セクシーコマンドー等と言われてしまう事もあるが、 あくまでもレイを諭した形であり、この言葉と後の言葉がレイの行動に多大な影響を与えた。 最後はデュランダル議長に自分の決意を示し、今のままの世界を望んだ。 だから明日が欲しいんだ! どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ! FINAL PLUS版、HDリマスター版では、オーブの慰霊碑跡にてシンと和解しており、アスランとの3人で新しい平和な世界を築く事を決意した。 この場面では最高評議会の招聘を受けたラクスに付き添ってプラントへ行き、エピローグではザフトの客将扱いなのか白服を纏っていた。 ゲーム等の掛け合いから推察するに、本編終了後はシン達と共に戦いを続けていた模様。 作中で18歳という若さながら少尉~准将という歴代ガンダム主人公トップの出世を果たした。次点は39歳までに中将のフリット・アスノ。 だが、軍事的な勉強・訓練を受けたわけではないため、アスランには「モビルスーツに乗る事しかできない」と言われている。 准将という一見やたら高い階級にもしばしば突っ込まれる。 作中では任命の理由は特に説明されていないが、ゲーム等の発言を見るに国家元首の弟だから相応の地位という事か。 ただ深掘りすると准将は高官には違いないが将官としては最下級であり、決して好き勝手出来る階級ではなく、少しの無茶は出来る程度である。 そのため立場と権限を考えると妥当な階級と言える(准将が存在しない場合は少将がこれに値する場合もある)。 ドラマCDでは慣れないザフト本部で軽い放置プレイを喰らい、更に一人迷子になったりしている。 「だって、道を知らないんだから仕方ないでしょ」と言い放つ姿にイザークも暫し閉口した。 オーブにある官舎でラクスと一緒に住んでいるが、送り迎えが徹底しているので道が全く覚えられないのだとか。 イザークとは色々あったとはいえお互い報復心に打ち克ち今は仲間……なのだが、 やはりしつこく追い回された事に思う所があったのかそれともアスランに何か吹き込まれたのか、 「ここにはキラに煮え湯を飲まされた者が大勢いる総本山」「その恨みで後ろからサックリ行かれたらどうする」とツンギレ気味に心配し、 呆れ半分ながらも純粋な親切心から道案内を申し出たイザークから走って逃げるなど、少々苦手としているような描写も。 また、幼少期の思い出から、アスランからは「訓練を積む気もあるか怪しく、あいつの部下は苦労するだろう」と危惧されている。 なお実際に部下が出来るのだがアスランの危惧通り苦労することになった。尤も理由は別だったが。 【SEED FREEDOM】 世界平和監視機構コンパスの隊長として、新型機『ライジングフリーダム』を駆り、シン、ルナマリア、アグネスを率いて各地の紛争に対処している。 部下たち、特にシンからはかなり尊敬されており、キラ自身も『イモータルジャスティス』を彼に任せるなど信頼はしているようだが、 元々背負い込みがちな性格もあって任務では主にキラが戦い、シンたちが彼の援護や負傷者の救助にあたることが多かったらしく、 キラの役に立ちたいシンは「自分はキラに信用されていないのではないか」と思い悩むことも少なくなかった様子。 このように信頼関係はあるのだが生来の優しさが災いし、隊長であるのに「他人に頼らない」為に苦労することとなった。アスランの指摘は概ね当たっていた事となる。 コンパスの総裁となったラクスとは、プラントのアプリリウス市内に邸宅を構えて同棲しているが、 一向に終わりが見えない戦いや、「自分がデスティニープランを否定し、打ち破った」ことへの葛藤にキラが思い悩んでいたこともあり、 「キラを支えたい」というラクスの想いとは裏腹に、任務の忙しさで二人の時間が取れないこともあってすれ違いが生じ始めていた。 冒頭では、ブルーコスモス残党による無差別破壊活動の鎮圧に当たっていた。 かつてのアラスカ基地の如く、ライジングフリーダムで舞い降りてブルーコスモス残党に停戦を呼び掛けるも案の定止まらず、やむ無く武力制圧を開始。 ストフリ時代から変わらぬ圧倒的な戦闘力で機体を次々と無力化していく不殺戦法を披露し、 以前は手こずっていたデストロイすら単機で沈める活躍を見せた。 しかしとて、二度の大戦を経て尚未だ憎悪渦巻くC.E.の終わりなき戦い……、 かつてデュランダルが評した『どんなに苦しくても変わらない世界』は、彼のその後の受難を暗示するようだった… スーパーコーディネイター 彼が特別とされる由縁として、スーパーコーディネイターである点が挙げられる。 ちなみにこのスーパーコーディネーター。「生まれつき何でも出来る」というわけではなく「興味を持ったものは満遍なく出来る」「才能の塊」というものである。 それでも一般人からしてみたら喉から手が出るほど欲しいものであるが、キラだって全く苦労しなかったわけではないのである。 他、メンタル面はやはり普通の人間とそう変わらない。 また人間の範疇を超えることは基本的にない。 このスーパーコーディネイター製造の計画だが、元々は「凄いコーディネイターを作ろう」なんて目的ではなかった。 従来の遺伝子調整技術には、どれだけ資金をかけても受精卵に遺伝子調整を施して母胎に戻すと、初期調整からどうしても幾ばくかズレる問題があった。 望んだ容姿や求めた身体スペックと違う、と製造元にクレームが来るだけならともかく、 低い出生率にもかかわらず「調整失敗したから要らない。 捨てる」事態まで起きて孤児が増えるというプラントにおける社会問題へと転じつつあった為、 そのズレの原因を母胎からの生理的なノイズに求め「調整した設計図に100%沿ったコーディネイターを安定して作れる人工子宮」の開発計画が始まった。 この計画はコーディネイター製造の中心地でもあった遺伝子研究用コロニーメンデルの研究員――ユーレン・ヒビキが主導で行い、 途中資金提供を受ける為の違法行為を行ったり、失敗が続いていたらしいが(*15)、遂に完成の目処が立つ。 この頃には既にユーレンは「この人工子宮で、可能な限りの最高レベルの調整を自分の子供に施してみたい」という妄執と言っても良い願望を抱いており、 妻に無断で双子の受精卵の内片方をぶっこ抜いて人工子宮に移植(*16)。 そうして誕生したのが、キラ・ヤマトである。 つまり、「最高の(スーパー)コーディネイター」は、その語感とは裏腹に、必ずしも既存のコーディネイターを超えているという訳でも、 その計画の本来の目標が「あらゆる能力に於いて究極の一個人を生み出すこと」という訳でもない。 「必ず遺伝子調整の設計図通りに生まれてくる」というだけの話なので、理想的(アイディアル)コーディネイター(*17)の方が内容的にはしっくりくるかもしれない。 異常に高い能力設定は目的ではなくあくまで設計通りの調整を行える事の確認手段であり、 その為失敗作と認定された者でも、戦闘用等の高い能力を目指して調整された通常のコーディネイター以上の潜在能力を有する。 赤ん坊時代に双子の片割れと共に母の胸に抱かれている写真がある為、生後暫くは実の親に育てられた様だが、 その後物心つく前にそれぞれ養子へ出され(危機を察知していたためとされる)、やがて実の両親は生死不明となってしまった(*18)。 そして、スーパーコーディネイターの成功例はキラのみとされている為、内容的にも結果的には希少性的にもスーパーコーディネイターと言える存在となっている。 尚、コーディネイターと言えど能力を適切に鍛えなければ優れた能力を発揮する事は無い。 幼少期のキラは、親友のアスラン・ザラが世話焼きな性格だった事もあって、宿題一つにしても彼に頼る傾向が見られ、 これによって自己研鑽を放棄気味であった為に、この頃はスーパーコーディネイターとしての真価が発揮されずにいた。(*19) アスランと離れた後は、進学したヘリオポリスの学校で電子工学を専攻しており、 彼の素質を見抜いたカトウ教授によって独自の課題や手伝いを課されて結果的に独力で特別授業をこなし続けるに等しい環境に置かれた為、 コンピュータ言語を一線級以上に扱える様になっていった。 更に、キラが師事したカトウ教授はナチュラル用OSの開発計画に携わっており、 彼の課題を通じてストライクのOSに関連したプログラミングのノウハウを知らず知らずの内に吸収していたことも、 彼が即興でピアノでも弾くようにモビルスーツのOSを自在に書き換える域に至った一因であり、訓練無しにいきなりMSを乗りこなしてみせた要因である。(*20) そうしてモビルスーツのソフトウェア面に精通していたキラが、偶然とはいえ実機(ストライク)に乗り込んだ結果、 一目見ただけで、搭載されていた未完成のナチュラル用OSが機体を満足に動かせるような代物ではないことを見抜いたばかりか、 即座にOSを書き換えて(パイロットが自分という前提で)最適化し、操作に対する反応を高めて人型の機体を自分の身体同然に操ってしまった。 そこから今度は実戦で極限状態の体験や戦闘経験を積んでいった為に、あっという間に歴戦の猛者と戦えるまで腕を上げて行った。 初めてストライクに搭乗した時点でモビルスーツ操縦の適性は高かったのだが、自軍の戦力がMSとMAそれぞれ一機しかない為に戦闘ではどうしてもキラの方に負担が偏ってしまう、 自軍を付け狙ってくる敵部隊がストライクの兄弟機である『G』四機+αという強さの為に、彼等の攻撃を凌ごうとすればストライクもキラも毎回限界ギリギリの戦闘を強いられてしまう等、 かなりの極限状態に置かれ続けた結果、並のパイロットでは対応すら出来ない程のエースパイロットに成長してしまったのである。 更にキラがコーディネイターに関係のない彼本来の能力の一端としてSEEDという稀有な力を持っていたことも、パイロットとしての飛躍的な成長を後押ししている。(*21) ちなみに後に判明することだが、C.Eの世界では読心術や精神操作と言った人間離れした超能力の類も遺伝子を操作し付与することが可能である。 だがキラはそういった特殊能力を持たず、あくまで「全ての才能が人間の範疇で最高」レベルである。 また顔立ちも整ってはいるが、誰もを魅了する絶世の美男子というわけではない。 むしろ母親譲りの顔立ちであり、ユーレンにとっては外見に拘る必要はない…もしくは妻の顔こそが世界一美しいと考えたのではないかと推測される。 ユーレンは確かに狂人ではあるが、それでも息子に求めたものは「どんな困難でも乗り越えられる人間としての才能」だった事は、彼も彼なりに家族を愛した結果だったのかもしれない…。 そして何よりも他人に対する優しさ、モラル、愛を失っていない。なんでも1人で出来るならこれらは必要ではないのだが、ヒトとしての内面は全く弄っていないのである。 しかし、コーディネイターとして彼を生み出した研究者である父の元で、 他者の勝手なエゴの塊で誕生した男と戦場で出会い、雌雄を決する事になったのは何とも運命的である。 戦闘面 文字通り作中では「最強のパイロット」。 『DESTINY』でキラ対策の研究を始めた際に、シンとレイは非常に高出力なフリーダムを自在に振り回すテクニックや、 データから推測される異様に早い反応速度に舌を巻いており、デュランダルからも「当代最高のパイロット」と評されている。 またSEED関係者曰く、戦術や環境によって戦況が引っ繰り返ることはあれど、パイロットとしての単純な強さで言えばキラが最強とのこと。 本編でも様々な神業と言えるものを披露し、 OSが未完成のまま戦場で起動させ思うように動かなかったストライクのOSを戦闘中即座に書き換えて自在に動かせるようにする(*22) 飛来するビーム(の弾幕の雨)を斬ったり、相手が先に出したビームに後だしで当てる 『ハイマットフルバースト』(ミーティアフルバースト)の正確な射撃能力 対艦刀を白刃取り など、他のガンダム世界でも時に行われているものもあるが物凄いことを近距離・遠距離問わず一通りやってのけている。 また作中で「SEED」「スーパーコーディネイター」「空間認識能力」の3つの強力な能力を併せ持っている唯一の人間である。 ストライクの頃の立ち回りを見ると、マニピュレーターでのパンチは序の口、 ショックアブゾーバーがない膝で相手を蹴る、バクゥの進路上にシールドを投げ捨てる、 フェイズシフトダウンが起こるほどにエネルギー残量が少なくなったと見るや、 即座にデッドウェイト同然の手持ち武器とストライカーパックをパージして身軽になり、 エネルギー消費のないアーマーシュナイダーを用いてラゴゥを仕留める(*23)など、セオリーガン無視の無茶苦茶な立ち回りが多い。 SEEDを発現した暁にはバクゥの頭を蹴り飛ばして横宙返りした後にライフルで撃ち抜くわ、 機体を逆さにしてスラスターで砂を飛ばしてミサイルガード+煙幕に使うわと、その奇抜な戦闘に磨きが掛かる。 尤も、キラは当然ながら正規の訓練を受けておらず、我流で操縦法を覚えたため、 しっかりと訓練を受けた一般的なMSパイロットでは考えられない立ち回りになるのは必然とも言える。 このため機体への負荷自体は非常に高く、オーブの技師らは「駆動系が悲鳴を上げてる」と評するほどである。 これは言い換えれば戦場を生き延びるためにありとあらゆる手段を駆使しているわけなので、 実際にそれで生き残れているということからも、操縦技術や状況判断力等は非常に秀でていると言える。 フリーダム搭乗後のなるべく戦闘力だけ奪う戦い方も、キラ自身の卓越した技量と彼の信念によるものが大きい。 特に平時は機体の武装やメインカメラを狙う戦法は徹底しており、ストライクルージュ単機で大量の敵機を相手取った際にも、 性能差がほぼ無く圧倒的不利な状況にもかかわらずコクピットは狙っていない。 なのでフリーダム搭乗以後の性能差に頼ったもので、性能差が無いと途端に崩れるものというのは間違っている。 実際にキラがコクピットを狙う、あるいは人死にを躊躇しない状況は対象が戦火を拡大させる要因である場合などが多く、 プラント本国を襲う核ミサイルを防衛した最終決戦時のオルガのカラミティにはミーティアの大型ビームサーベルで躊躇なくコクピットを狙い(仕留めたのはアスラン)、 コロニー・メンデル内部や最終決戦で終末戦争を煽動し悪意を存分に語ったラウ・ル・クルーゼ、 オーブ軍艦隊を一掃しようとしたミネルバの陽電子砲を撃ちぬいて艦内スタッフを何名も殺害している。 また民間人を容赦なく攻撃した大量殺戮兵器でもあるデストロイに対してはコクピットに配慮した攻撃は一切しておらず、 劇場版『FREEDOM』でもその姿勢は徹底していて、躊躇いなく撃墜しようとしている。 総じてTV放映時には舐めプと揶揄されたり一部ゲームで他作品のキャラから徹底的に批判されていた戦い方だが、 本記事内の考察や劇場版で明かされた彼の思いや背負った重圧などから次第に理解する視聴者は増えている。 ちなみに「やめてよね」で知られる通り生身のスペックも高い…のだが、あくまでコーディネイター故に基礎的なポテンシャルが高いというだけで、 キラ当人は軍事訓練を受けたわけでもなければ、喧嘩に慣れてもいない、一般的な学生の域を出ていない。 そのため、学生同士(キラVSサイ)の喧嘩なら基礎ポテンシャルの高さ(*24)で優位に立つことはできても、 訓練を積んだ軍人が相手では、コーディネイターの兵士は元より、ナチュラルの兵士にすら勝てるか怪しい。 終いには「マリューさんのほうが強い」と言われる始末である。 『DESTINY』後のドラマCDでも、アスランがシンに対して、 「(キラは)正式な軍事訓練を受けたことはないし、恐らく今後も受ける気はまったくないだろうから、射撃も体術も戦術もからっきし」 と、現時点でキラの白兵戦能力は(軍人としては)論外で、これからも向上しないであろうことを愚痴っている。 そして『FREEDOM』でも上記の件を踏まえたであろう描写がある。(*25) 戦果について 実はガンダム主人公として見ると撃墜スコアがかなり少ない。 前半は少数精鋭の所謂ガンダムチームであるクルーゼ隊との闘いが主で「対雑兵戦」の機会が少なく、 後半は武装やメインカメラなどを破壊し戦闘能力だけを奪う「撃墜させない戦法」に切り替えた都合上、 「モブを撃墜する機会」が砂漠編からオーブ到着前の一時期にしか無い事もあり、 「無力化」を除くとMS撃墜数は『DESTINY』を含めても多めに見積もって20機足らず、対艦スコアに至っては1隻でしかない。 勿論、だからといってキラが主人公としては腕が悪い方などという事は決してない。 キラの撃墜スコアはミゲル(×2)、バルトフェルド、モラシム、ニコル(×多数)、クルーゼ、アスラン(セイバー)、ネオ、ステラ(*26)……と、 エースパイロットやガンダムタイプが多数軒を連ねており、それらに勝利して来た事はスコアに現れない特筆すべき点と言えるだろう。 また、武装やカメラのみを狙って破壊するのは的が小さい分本体を攻撃して撃墜するより遥かに難しく、 それらを「本来余裕をもって撃墜できたのに敢えてしなかった数」として別途計上すると、やはりスコアは歴代の主人公に決して引けを取らない数字になる。 そもそも通常エースパイロットの基準となる撃墜スコアは「5機」であり、その点ではキラは間違いなくエースパイロットと呼んで差し支えない。 衣装 キラを語るうえで外せないのがその私服である。『DESTINY』時代に見せたベルトが7本付いた黒い服がとくに有名。 詳しくは「キラ 私服」などで画像検索してほしいが、明らかに普通の服ではない。キラだから似合っていると言えなくもない非常に個性的な服となっている。 この時期のキラは前大戦の傷が癒えていない状態なので、キラ自身のセンスではなく周りの人(ラクスや母親)が買った服という可能性もあるが、 『SEED』初期の学生時代に来ていた私服もよく見るとなかなか尖ったデザインをしているし、『FREEDOM』でもベルト服を着ているのでやっぱりキラのセンスかもしれない。 ちなみに、アニメ雑誌などのピンナップでも別方向にヤバイ服を着ているが、この辺りは先輩もやばかったのでもはや恒例というべきか。 私服以外だとやはり軍の制服やパイロットスーツ姿が多い。 『SEED』では連合の青い制服とパイロットスーツ(青 白)。アークエンジェルと共に連合を抜けてからもこれが基本だったので、一番印象深いだろう。 フリーダムを受領した際はラクスの手引きでザフト赤制服 赤パイロットスーツを着用。アラスカ戦限りのレア衣装である。 『DESTINY』時代ではオーブの制服 パイロットスーツ(青 白)で、スペシャルエディションではザフトの白服を着たシーンも。 『FREEDOM』ではコンパスの制服(白)とパイロットスーツ(青 白)。 以上の事から「全ての事に才能を持つがファッションセンスだけはどうにもならなかった」とかネタにされている。 前述の通り外見を気にしない=ファッションセンスの才能は無視したとも考えられるが。 劇場版のキラの私服はラクスが選んでるらしいがセンスはどっこいどっこいなのでもしかしたらあのベルト服がC.Eのトレンド服…もしくはどれだけ遺伝子いじくってもファッションセンスだけはなんともならないのかもしれない。 アニメ以外の媒体での扱い ■漫画(コミックボンボンの高山瑞穂版) 尺の都合で多くのエピソードが圧縮・改変されている高山版であるが、『舞い降りる剣』に相当するエピソードは特に大幅なアレンジが入っており、 AAを沈めかけたディンの武装を破壊した後は、自ら無防備を晒しながらJOSH-Aが自爆しようとしている事を呼びかけ、 その捨て身の説得に本気を見た事でザフトが撤退を選ぶという、原作の派手なフリーダムのお披露目とは全く趣が異なる場面となっている。 尚、この時のキラの行動について、「武器を捨て」「武装解除して」と表現される事が多く、 本項目に於いても長らく『フリーダムの武装を捨て無防備になって捨て身の説得を試みる』と書かれていたが、 実際にはビームライフル・ビームサーベルはマウントにセットしたままであるため、無防備ではあるが武器を捨ててはいない。 DESTINYでも、デストロイ相手に格闘戦で圧倒するシーンや、ジブリールを追い詰めるべくシンと一時休戦して共闘する展開も。 ■ゲーム スーパーロボット大戦シリーズ 基本的に強キャラとして描写されるが、アムロ達の様な歴戦のパイロット達からは精神的な未熟さを指摘され、成長していくキャラとして描かれている。 DESTINY枠で参戦すると、原作での天然な部分が拡張されてか ド天然ボケ、空気が読めない・読まない、ナチュラル鬼畜 なキャラになっている。 一方で、偶にクルーゼに対してすら毅然と相対する熱血漢になっている事も。 スクコマ2では中心核の1人として扱いが良かったが、無印Zでの扱いは正直余り良いものではなかった。それ以降では改善された。 ちなみにスクコマ2は逆にシンの扱いは正直余り良いものではなかった 第3次α 初登場作品。DVEの収録も行われている。 シンジやカトルと友人となった事から、やめてよね事件では彼等に諌められた。 クルーゼとの決戦後、シンジがゲンドウによって人類補完計画の人柱にされかけた時は、彼を助けようと率先して出撃している。 ただ、第3次αの時点で既に一年戦争~逆シャアまで通過し、尚且つガンダムWのエピソード(TV版及びEndless Waltz)等も消化済み。 人型兵器が充分に運用されている世界であり、マジンガーZの様なスーパーロボットも多数いる。 その為、ファンからは「わざわざ嫌がっている民間人のキラをパイロットとして使う様な状況では無かったのでは?」という意見が出ている。 J やめてよね事件を筆頭とする本編における葛藤・苦悩に関する描写を殆どカットしている。 また、フレイを殺害したクルーゼに対して激昂。 クルーゼから自身の存在そのものを否定された時には「それはあなたの方だ!そんなにこの世界が憎いって言うなら!」と真っ向から反論する等、本編や第3次αに比べて感情的なセリフが多い。 W 前作のJと違い、版権ボスに対し言い負かされるかの様な描写が多い。 本作ではSEEDの名有りキャラクターの殆どが生還する結末になっており、人の死による成長が無くなってしまった為ではあるが、 フレイと和解し、フラグ次第でトールとニコルも生還。 姉であるカガリと共に、もう一人のスーパーコーディネイターと対峙する機会を得る等、if要素が多く人間関係的な意味で救われているという意見もある。 スクコマ2 『DESTINY』としては初参戦。 各シリーズに比べると天然よりも飄々とした態度が目立ち、カガリやアスランを弄っている。 自軍が人類勢力間の抗争には基本的に干渉せず、自衛の場合を除いて、戦力は侵略勢力との戦いのみに使用することを方針取っているので、 キラが所属するアークエンジェル陣営も序盤からこちらに組み込まれている。 初登場シナリオは翼繋がりか、助けに来たヒイロと二人で暗殺部隊と戦うステージ、以後は最後まで使用可能。 過去の大戦の英雄かつ重要メンバーの1人となってることから出番も多い。 ストライクフリーダムとインフィニットジャスティス初登場ステージ序盤戦では、 ストライクルージュに乗ったキラとグフに乗ったアスランの原作になかったコンビネーションを見せていた。 …と、このようにキラの扱いは良いのだが、対照的にシンの扱いは悪く、自軍加入もストーリー終盤。 デストロイとエンジェルダウン作戦の再現タイミングが一緒で、自軍が市民の救助活動中にステラを死なされた怒りで襲いかかって来るなど良い印象がない。 ちなみにデュランダルはデストロイに関する情報操作以外に、 デストロイと同じ暴れていたゲア・ガリングに挑み散ったエレ・ハンムの犠牲も無かったことにしたことから自軍に怒りを買っている。 Zシリーズ 原作における言動や行動等を環境の違いを考慮せずにほぼそのまま再現し、それを様々なキャラクターから批判させるという展開になっている。 ランド編では立場が似通っているという事もあって、フリーデン、月光号クルーを始めとしたアウトサイダー組とはそれなりに良好な関係を築いていた。 そんな中でエニルから迷いを抱いて戦う危うさに苦言を呈されたりもしている。 逆にセツコ編では、主要部隊がザフト組である事もから、当初の印象は最悪レベルだった。 更に、ムードーメーカーとなっていたハイネ・ヴェステンフルスが戦死して逝った事で、アークエンジェル組に対する反感や敵意はMAXに(*27)。 原作での武力介入行動を温厚なロランやスーパーロボット組等からも徹底的に糾弾される事になる。 これに関しては、Zシリーズの舞台が人間以外にも多種多様な脅威が存在し、且つ情勢が極めて不安定な多元世界の中で不可解ともいえる行動であり、 原作同様の行動を取れば原作でのザフトの反応(*28)と同じ様に批判を浴びても仕方ないという意見もある一方、 滅多に怒りを露わにしないロラン等のキャラにまで(行動の理由も深く考えずに)キラに罵声を浴びせるのは度が過ぎているといった意見もある。 歴代でもZシリーズのシナリオ自体最後まで賛否両論なのもあったが、そもそもの話として、 原作と状況が余りにも違う(*29)のに特に理由付けもせずにそのままやらせる事自体がヘイトであるという意見もあり、 Zシリーズ完結後の現在でも非常に意見が分かれる所。 その後、両主人公のルート共に最終的にはカミーユがシンに言っていた言葉をハリーから聞かされた事で、自らの無差別武力介入について謝罪し、シンとも和解。 これ以降、事ある毎にズレた発言をしては周囲からツッコまれる天然キャラとしての地位を確立し、自軍部隊に馴染んでいく。 また、自軍参加当初に今迄の行動から自軍に馴染めなかった際、キラケンから「キラキラコンビ」の結成を持ち掛けられ、その時はスルーしていたが、 実は満更でもなかったらしい事が続編で明かされる事に。 第2次Zでは新規参戦勢とも良く絡み、アムロやCB勢、ロランとの援護台詞も豊富。 何とアスランとの合体攻撃も追加。 宇宙世紀とC.E.のガンダムキャラと共に、OZに所属。 懐柔政策を進めるレディをトレーズ様の意志について語り諭す驚きの役回りも。(*30) キラキラコンビも健在な様で、特に再世篇では何かとキラケンの言葉に同意を示す等すっかり馴染んでいる。 第3次Zでは、シンやアスランと共にザフト所属の筈なのだが会話パートの顔グラとカットインのパイロットスーツはオーブの物(*31)。 参戦は中盤。 単機でプラントから出撃→大気圏突入→オーブの危機に駆け付けるという原作を彷彿させる様な登場を見せる。 また、フレイを目の前で亡くした光景を今でも悪夢として見るらしくMIXが連れ去られ、荒れるアンディを激励する場面も。 シンとの確執は無い様で、互いに冗談を言い合える程にまでなっている。 お互いパートナーが不在な為、特に顕著。 天獄戦争ではクライン家とクロノの関係をラクスから聞かされるが、自分の信念を貫く為に戦い続ける事を決意する。 リリーナ救出後には無防備に寝ているヒイロの寝顔を写真撮影するというブッ飛んだ天然っぷりを披露したりした(尚、データはお兄様に消去された模様)。 残念ながらキラケンはリストラされてしまいました。 K 比較的早くに加入し、ストフリも中盤に登場。 戦場への介入行動は殆ど行わず、ボスボロットに乗せられそうになったり、キャラデザ繋がりのファフナーパイロット達の引率者になったり、ボケ役。 22話のボケ台詞は必見。 L Kとは逆に、加入時期は遅め。 原作通り慰霊碑の前でシンと出会うのだが、この時点で既にif展開となっており、 「幾ら花を植えても、人はまた吹き飛ばす」という嘗ての危うかった頃の自分やアスランと良く似たシンの言葉に理解を示しながらも、 「そんな事を繰り返してはならない。 いつまでも花が咲いていられる世界を作らないと」と返答し、シンからも共感されている。 ラクス暗殺未遂事件の際に現れたアンノウンの存在からGreATの暗躍を知り、自軍に合流するまでは彼等の追跡を行う。 ベルリン戦においてステラを助けようとするシンをキラがサポートし、ステラ救出に成功する原作とは異なるif展開が発生。 ベルリンの街への破壊行動を止める為にデストロイに攻撃を行い、それを見たシンが激昂するなど原作通りの確執が一旦は発生するのだが、 撃墜間際になるとシンの意図を察してデストロイを抑え込み(*32)、ステラの救出に助力した為、 この確執は出来て数分で9割9分崩壊し、ストーリーも原作とは違う方向へシフトしていく。 原作ではシンがレイの協力も得て必死にフリーダム対策を練っていたエンジェルダウン作戦においても、 本作においてはステラが生還したこともあって、シンは「俺はステラを助けるために協力してくれたあの人と戦えるのか…?」と消極的な態度を取り、 実際に行われたエンジェルダウン作戦でも、キラはシンを攻撃するどころか横から割り込んできたクトゥルフの攻撃から彼を庇い、自然に共闘する流れになる等、 ミネルバ側は「アークエンジェルの動きを抑えたい(撃墜も已む無し)」というデュランダルの意向を受けて行動している、 一方のアークエンジェル側も「ラクスの暗殺事件の背後にいたのはデュランダルなのではないか?」と疑い、その配下であるミネルバも警戒しているという、 互いに快く共闘するというわけにはいかない複雑な状況ながら、現場では積極的に攻撃せず、表立った敵対行動は採らないという方針になる。 キラもシンを助けるだけでなく、時にはシンに助けられて叱咤激励され、お互いに認め合う信頼関係を結ぶ。 こうして、ステラの死が決定打となって対立した原作とは対照的に、共闘する展開になった。 また、こちらもJ程ではないものの熱血の素質を秘めており、 イクサー1達クトゥルフの民を苦しめ続けていたビッグゴールドに対して存在そのものを否定するレベルで激しい怒りをぶつける姿が見られる。 尚、上記の通りラクスが暗殺されそうになった為、デュランダルの事を疑ってはいたが、 Lのデュランダルも原作とは異なり、同盟相手のセントラルからラクス達の暗殺を指示されて嫌々やっている状態だった(*33)ので、 彼の謝罪を受けて「やろうと思えば出来た筈なのに、本気で自分達を殺そうとはしなかった」と同情的な対応をしている。 UX 本編終了後。 その為会話パートでの顔グラではザフトの制服の襟が見える。でもパイロットスーツはオーブの物。 初登場時はレクイエムを修理しており、プレイヤーから「お前何してんの!?」とツッコまれた(その理由は終盤に明かされる)。 正式加入は第二部からで、ELSとの対話に失敗した刹那を救う為に、アスラン、グラハム(*34)と共に颯爽と登場。 アスランとの合体技コンビネーションアサルトを披露した。 シンとアスランがクロスオーバーの面で活躍している為、やや影が薄め。(*35) しかし道生がイドゥンと相討ちになったことの哀しみを堪えようとするカノンにかつての自分と重ね合わせ、 かつて自分にラクスが贈ってくれた言葉を引用して「泣いても、いいと思うよ」「人は、泣けるんだから…」と慰める等、 シンとは別の形で人生の先輩として振る舞うシーンも多々見られる…が、このシーン、中の人ネタで「お前は今泣いていい!」を連想したプレイヤーも。 石神がアーニーの階級を昇進させようと提案した際、自身の階級についてネタにされた(当のアーニーはというと、昇進の件は辞退したが)。 シンとの仲も良好で、中断メッセージではそんな「花が咲き続ける世界を守る為に戦う」二人の会話が綴られる。が、ストフリ初登場時のシンの反応は恐怖に震えてるように見えなくもないという声も エピローグでは何の説明もなくソレスタルビーイング号に乗り込み、(アレルヤ&マリーを除く)CBと共に外宇宙へと旅立った。 これは「コーディネイター=調整者」の使命を果たすために「イノベイター=革新者」と共に対話の旅へと旅立ったとする説が濃厚。 その為、ファフナー組扱いされるシンやルナマリア、アスランとは違い、ガンダム00組扱いされる事も。 UX世界でも『SEED FREEDOM』の展開が起きる場合、キラ不在のまま始まってキラ不在のまま終わってしまう可能性が出てきてしまった V 本編終了後で、「オーブの白き疾風」という異名が付いている。 シンとは和解していないらしく、互いに多少蟠りを残している。 今作でも00組と良く絡み、特に刹那とは互いにストライク・エクシアの時から出会っていた間柄。 因みに、立ち絵流用の都合なのか制服・スーツはオーブの物。 初登場でヴィルキスと共に現れ、アンジュと良く絡む等、ある意味期待通りの扱いとなっている。 X-Ω SEED初期からの参戦。 今作では何と南十字島に漂流してきており、そこをタクト達に助けられている。 戦う事を恐れていたが、ティターンズが南十字島に侵略してきた事、自分の為ではなく他人の為に戦うタクトの姿を見て、 キラもスガタやワコを守る為にストライクに乗り込む。 この場面、何と利害の一致からかあしゅら男爵とストライクが並び立ち、ティターンズに立ち向かう姿が見られる。 タクトと共に自軍に加入する際、アークエンジェルがティターンズの配下になっている為にクワトロ達から取り調べを受けるものの、自らの境遇と戦う覚悟を伝え、戦場に向かう。 それ以外のゲーム作品 ACE R 本編終了後。 アスラン・シンと三人で異世界に飛ばされてしまう。 シンと協力して戦うという本編では有り得なかったストーリー。 寧ろ兄弟の様に仲が良い。 ランカの「キラッ☆」を聞き、「僕を呼んだわけじゃないよね…?」と呟いたりとお茶目。 GENERATION of C.E. DESTINY放映中に発売されたゲーム。発売当時までのASTREYシリーズも網羅しており、現在まで続く専用BGMや声の初出が多い。 今作では途中まで時系列に忠実に沿った内容だが、ステラの搭乗するデストロイガンダムを撃破して以後のルートが分岐する。 原作通りのエンジェルダウン作戦が行われるルートでは、展開が異なりキラはここで死亡する。後にラクスがその敵討ちとしてザフトに攻撃を仕掛けるなど仰天の展開も。 その他のルートでも、終始シンが主人公で徹底されたルートなのでロクな目に会わない。ちなみにシン達ミネルバがデュランダルことザフトに始末されかけるルートもある。 機動戦士ガンダム Extreme vs.シリーズ 他作品との掛け合いが多い当作品。上述の戦い方や劇中の発言から、好戦的なキャラからは敵でも僚機でも関係なく批判されがち。 「戦いたくなんかないだと?そんな甘い感情で戦場に出てくるんじゃない!」 「軟弱な奴だ、実戦では使い物にならんぞ!」 「甘いな。貴様らのような子供の考えで、正義を語るな!」 立場や性格を考えるとおかしい程に辛辣な態度をとるキャラも多く、武力による戦争根絶を批判される流れとかなり似ている。 一方でグラハムからは信念を評価され、生殺与奪を良しとしないキオ・アスノなどからは賛同されている。 同シリーズ内での掛け合いでは、フレイの仇であるはずのクルーゼの事を"さん"付で呼ぶ、 言葉のかけようもないほど物凄く激高しているカナード・パルスにマイペースかつ冷静に対処するなど、性格などを踏まえると疑問が残る場面もある。 劇中の関係を踏まえると顔見知りの関係では無いせいか、SEED時代のキラとシンは良好な関係にあるなど、なまじ背景事情が異なる場合は拗れる場合が多い。 劇場版のキラが登場すると、それまで存在しなかったルナマリアへの台詞などが実装されたため、総合的な掛け合いは豊富になった。 それでも! 追記・修正したい項目があるんだ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- キャラクターや作品に対しての誹謗中傷等を行った場合、IP規制・コメント欄の撤去等の措置がされる可能性がありますのでご了承下さい また特定のコメントを削除する際は勝手に消去せず、相談所にコメントした人物のIPアドレスとともに報告して判断を仰いでください。 ▷ コメント欄 [部分編集] スパロボVでの「だってさ、アスラン様」には爆笑したなホント、黒いよ准将ww -- 名無しさん (2018-09-22 17 27 03) 種リマスター見てたら序盤の方ずっと精神的に追い詰められてたな -- 名無しさん (2018-09-22 18 12 44) 監督の人か脚本の人か忘れたけど、「キラはフレイもラクスも好きではない」って語ってたんだっけ。なんか変な感じもするけど、フレイとラクス(後カガリあたりも)はキラの支えになってただろうから、好きとはちょっと違う思いを抱いたのかもしれないなって -- 名無しさん (2018-09-29 13 01 22) ↑ 言ってたねえ。超人的というか隔世的というか、境遇を考えたらしょうがない気もするけど1歩引いた目で見てる印象はあるなぁ -- 名無しさん (2018-11-12 14 15 08) どこぞでキラ・ヤマトインポ説とか見たけど、諸々擦り切れて恋とか愛とかそういう感情無くなってそうだもんなぁ……ある意味責任と義務の怪物というか(戦いたくはないけども、義務として戦うしその為の力も求めるし覚悟もする。だってもう人を殺しているのだから) 数少ない人間味が消耗し尽しての隠遁生活だったんだろうけども…… -- 名無しさん (2018-11-16 18 49 50) ↑4 そりゃアークエンジェル守れるのムウと自分だけでしかもメビウスゼロの武装じゃG相手じゃ通じないしな…その点ではファーストのアムロよりきつい -- 名無しさん (2018-11-16 19 27 31) ↑初代で言えばRX-78-2と同等クラスのMSが4機も追跡してくるって考えると、すげー無理ゲー臭がするわな… -- 名無しさん (2018-11-16 19 34 07) ↑増長したところに「代わりのパイロットは居る」と言えるWBと、「お前しか戦えないから戦ってくれ」と懇願し続けて増長させたAA、とかキラ依存度がヤバいし当然その分精神負荷もパナい。そもそもアスランの存在が「ザクなら人間じゃない」みたいな逃げ道まで封じてるし戦力以外でも全包囲体勢よ -- 名無しさん (2018-11-17 20 22 52) スパロボだと性格が「普通」に設定されることがあるせいでアスランやシンと比べて気力が上がりにくくてマップ序盤が厳しいことがあるのが悩みのタネ。フルバースト以外の高威力攻撃がP武器じゃないこともあり、ヒットアンドアウェイが必須と、一線で使うにはそれなりに愛が必要なキャラだと思う -- 名無しさん (2019-02-04 21 17 13) 注記がいいね。よく見かける変な言いがかりにだいたい対応できるようになってる。 -- 名無しさん (2019-03-15 14 27 51) まぁここはwikiだからよりいい記事にするための指摘・提案や情報書き込む場所であって個人の感想とか書く所じゃないからな -- 名無しさん (2019-03-15 14 48 07) DESTINYの最終話でデュランダルとの問答がそのまま前作のクルーゼに言い返しきれなかった部分に対応していることに気付いた人すげえよな。真剣に見てるんだなって思った。 -- 名無しさん (2019-06-20 08 58 19) 序盤は戦力少なくてフル稼動させられ見方からはコーディの偏見の目で見られてフレイの親父や避難民シャトル守れないと初っ端からハードモードすぐる -- 名無しさん (2019-08-03 21 45 50) SEEDは最初から最後までキラいじめの話だったよね…アラスカ~オーブ辺りで余裕持てたかと思ったらまたお辛い展開が始まるし…超強いけど、そのせいでどんどん不幸になってくの -- 名無しさん (2019-08-17 09 03 05) 確かにこの記事見て思ったけど「無理矢理兵士の道を歩まされて、 今更ただの民間人にも戻れなくなっているが故の立場」って確かに全くと言って良いほど笑えんな… -- 名無しさん (2019-10-21 14 35 29) 種も種死での立場もかわいそうなのにクロスオーバー作品でもボロクソに言われ更にはネットにも嫌いな人が沢山居て、ホントガンダムシリーズでもトップクラスに可愛そうな主人公だわ……好きなんだが -- 名無しさん (2019-11-19 07 41 41) ↑そもCE世界の民度がシリーズトップクラスに最悪だって事を分かってないのが多すぎる。種にしろ種死にしろ横からでも止めないと人類滅亡待った無しだし、あの世界 -- 名無しさん (2019-12-14 23 15 49) 知らぬさ仮面の件でメンタル完全にぶっ壊れて種死の時点でもメンタルが回復していないという事を知ると可哀想に思える……と言うか、周りの大人が絶滅戦争溶かしまくる民度のせいでキラ世代がその尻拭いしないと滅びるという世紀末具合 -- 名無しさん (2019-12-24 12 33 35) キラが精神的に歪まなかったのって義両親の教育によるところが多いよな。戦争に巻き込まれる前まではサイ達とも普通に接していた訳だし。 -- 名無しさん (2020-05-23 20 54 25) キラ自身は能力以外の面では英雄としての適性は低いというかまるで駄目、繊細で自罰的な性格といい視野が狭く具体的なトラブルが降りかかるまで動かない行動方針といい、そんな人間がゲロと涙こらえながら戦わなきゃいけないCEがやばすぎるんだけどね -- 名無しさん (2020-06-23 10 45 53) 報告にあった警告無視のコメントを削除 -- 名無しさん (2020-07-12 23 29 14) 妻に最高のコーディネーターであることが幸せなのか、と詰られて、よりよいものこそ幸福をもたらすから人々は進んできた、と強弁してたが、高過ぎる能力のせいで重責を押し付けられ、最高の能力を持っていても所詮は一人の人間で限界があることを突きつけられ、廃人寸前まで追い詰められるくらい不幸になってるから、自分の作品に持論を否定されちまったな、博士 -- 名無しさん (2020-07-23 23 30 38) それこそ正にクルーゼの言うように「力しか見られていない」ってことなんだろうな。確かに才能はトップクラスだったけどそれだけでしかなかった。SEED自体がそういう世界観の作品ってのもあるんだけど、優れた力に対する反応が賞賛ではなく畏怖や嫉妬なのもエグい -- 名無しさん (2020-07-27 15 58 43) 優れた力を称賛されたってそれが嬉しいかはまた別問題、ってのも描かれてるけどね(ニコルを撃墜した後に整備班に褒められて「止めてください」とか) -- 名無しさん (2020-07-27 17 35 15) ↑ニコルの件は「相手も同じ人間であること」「殺されて悲しむ人(アスランたち)がいること」の理解に由来してるから少し違う。というか、この理解があるせいで力に対して嫌悪感を持ってて賞賛さえ素直に受け取れないのがキラ。あと賞賛の語尾に「コーディネイターだから」がつくってのもある -- 名無しさん (2020-09-11 05 01 31) ヘリオポリスの襲撃がなく、直接的な戦争・戦闘には巻き込まれなかったとしても、多分いつかは突出した能力を発揮してブルコスに目をつけられる、とか出自が公になって注目の的になる、とかにはなりそうで…どの道平穏な生涯にはならなそうだ -- 名無しさん (2020-09-18 10 40 38) 超強硬派のザラ派とブルコスが全力対立してて、それをさらにクルーゼが対立煽りしてる世界だから平穏に暮らすのは無理。キラがどう生きようとしてもいずれは戦争にかかわることになる。 -- 名無しさん (2020-09-18 12 55 53) 平和主義者だけどどこか自己優先な思考傾向あるよな。運命での介入もそうだけど、親友の機体を怒りから達磨にしたり、種の時も当初はただ平穏な生活に戻る為に戦ってたり(それが悪いとは言わんが)、所々でも人の話より自身の理屈を上に置いてる節がある。間違えはしたけど基本的に誰かの為に戦いたがるシンや、自分の正しさを信じられず迷ってばかりだけどだからこそ俯瞰で見れるアスランとはある意味真逆。 -- 名無しさん (2020-09-30 07 50 18) 何もしないで無事に収まる状況ではなかったからね。運命でも平穏に過ぎていればあそこまで派手な立ち回りをせずに済んだ。 -- 名無しさん (2020-09-30 11 33 44) ↑↑平和主義者というか原理に近い自由主義者。自分から他者の自由を侵害しに行くことはないが、自身の自由が侵害されたら容赦なく抵抗する。全体を意識する功利主義者とは正反対だから他者(全体)からだと利己的に見えるし功利主義の資質を持つ軍人とはどうしても真逆になる。 -- 名無しさん (2020-10-07 11 57 26) でもストライクの操縦奪ったのもゼミ仲間守るため、フリーダムで駆け付けたのもAAを助けるためで、身近な人限定とはいえ他人のために動いてることが多いぞ -- 名無しさん (2020-10-10 18 46 31) 身近な人限定どころか我が身を惜しまずたまたま居合わせた怪しい少女を心配して追いかけた挙句シェルターに入れたり、ラクスを助けたり、自分よりも誰かの為に動いてばかりだぞ -- 名無しさん (2020-11-09 01 45 49) サイクロプスの時にザフト兵助けたりもあるし、自分の手が届く範囲の人たちをできる限り救おうとしてる感じだよな。だからこそ、一歩届かなかったエルや届いたはずなのに救えなかったフレイの件が重すぎるわけだが -- 名無しさん (2020-11-12 21 29 41) THE EDGEではエンジェルダウン作戦でキラはシンにオノゴロ島での戦いの時のアスランを幻視していた…過去のトラウマを引き摺りつつも自分も他者のトラウマの元となってしまったという…前作でも示された地獄の螺旋は簡単に断ち切れ無いという事を示していた。 -- 名無しさん (2021-05-26 14 20 09) 最近は漸くある程度評価が安定してきた印象 -- 名無しさん (2021-05-26 18 41 47) もう15年位前になるがスパロボJでのキラの言動の一部が『北米版SEED』っぽい描写(製作スタッフは意識でもしていたのかな?)になっていた。どこぞの界隈でネタにしている人間が居た。 -- 名無しさん (2021-05-28 02 50 08) 『北米版』ではクルーゼに対し『アンタはイカれてる』『落ちろ』『死ね』と続編の主人公シンも逃げ出しそうなセリフを吐いている。このネタはかなり前になるが本でも取り上げられていた。 -- 名無しさん (2021-05-28 02 58 03) スパロボzに関しては、頭、腕、足がコクピットのパイロットだっているし批判されても仕方ない気がする -- 名無しさん (2021-05-28 04 14 40) 未だに無印でのストライク搭乗時のセーフティシャッターのネタを引きずっている人間が居た。無印でのストライクで大気圏突入した時は相当ダメージが入っていたのにオノゴロ島の戦いの時はコックピ -- 名無しさん (2021-05-30 17 26 13) ↑1 誤爆したスマン ↑1 続き コックピット剥き出しでイージスの自爆攻撃を耐えれる筈は無いのにまだ言っていた。もうアニメ放映から20年位経つのだが…。 -- 名無しさん (2021-05-30 17 30 31) モンゴロイド系っていうけど、主要キャラは大体同じ顔してるからなぁ……髪型と目の色変えたら性別さえ分からなくなる -- 名無しさん (2021-05-30 17 41 29) 新作でまた戦いに駆り出されるのか -- 名無しさん (2021-05-30 18 27 36) ↑x2そりゃー、人種が入り混じる超未来のお話だからそうもなろう(宇宙世紀でもコテコテの日本人であるハヤトがレア者扱いされている)。おまけにコーディネイターは遺伝子操作で顔立ちが整えられる都合上みんな顔が似てくる(美形とされる顔は大概平均的な顔立ちとなる)。本作のハンコ絵気味な画風は一周回ってリアルなのだ。 -- 名無しさん (2021-05-30 18 53 11) アスランやクルーゼよりも刻の方が上なんか -- 名無しさん (2021-05-30 20 13 36) ↑×2 ナチュラルはカズイとか顔のバリエーション結構あるよね -- 名無しさん (2021-05-31 01 15 16) スーパーコーディネイターが禁止される理由は、母体でなく人工子宮で育てることが非倫理的なのか、それとも成功率が低いからだろうか?しかしコーディネイターが出生率問題を抱えているのを考えると人工子宮技術はその解決策としては有望に思えるし、成功率の低さというのも研究を続ければ改善できるだろう。そもそもコーディネイターは母体での妊娠がうまく行かないのであれば、自然妊娠より人工子宮が非倫理的ともあながち言えない気がする -- 名無しさん (2021-06-07 09 35 38) 本当は仲間たちと馬鹿やって面白おかしく暮らしたいのにそれが許されない世界 -- 名無しさん (2021-07-26 02 43 52) 当時は単純に種シリーズが叩かれててその結果叩かれてた感あるけど、近年改めて試聴して種世界の戦争の悲惨さとかに目を向けられてから、全体的に彼含め好意的にみられるというか、安定してみられるようになったよね…本気で彼の場合戦争に巻き込まれず技術屋でいられた世界であってほしかった…というか教授がナチュラルOSの関係者って時点で学生時代から詰んでる。こんなん戦争巻き込まれるの不可避やん。 -- 名無しさん (2021-07-31 00 57 38) ↑x3 禁止されたわけじゃないぞ。技術確立する上で胎児犠牲にしまくったのが非難され研究者ごとブルコスに消されただけ。さらに言えばキラが生まれた年にコーディ製造が(一応)国際的に禁止されたから需要が激減してる -- 名無しさん (2021-08-12 11 57 47) 冷静に考えると役職こそ准将になったけど、作戦指揮どころかMS隊の指揮とかの経験は特に無いんだよな -- 名無しさん (2021-10-24 16 46 28) 戦場でやってることは少尉の頃から変わってないんだよね。それで准将待遇の給与もらってるとしたらオーブの法律は本当に謎だよ。 -- 名無しさん (2021-10-24 16 53 37) まあ「一騎当千のエースパイロット」「(一応)首相の近親者」って点で名目上役職は高くなくちゃならなくて、給料も戦場の大活躍ぶりに見合った物…と考えるとわからないでもない。戦争のない時期?知らん、そんなものは俺の管轄外だ。 -- 名無しさん (2021-10-24 17 21 14) そもそも給料貰ってなさそうな気がする。戦後はラクスとプラントだろうからオーブ軍属なのちょっとの間だけだろうし -- 名無しさん (2021-10-24 18 04 11) 他所の何某にエースを好き勝手扱われない手段+カガリとしてはともかく・国としては痛くない「オーブ代表の近親者」かつ「過去の大戦の英雄」を最大限飾り立てるのに都合のいい、適度に権限の無い(少将以上でも大佐以下でもない)階級、って辺りたぶん名目上はオーブ艦隊の司令官だったんじゃないかな。エターナル組は仮にもプラント所属なのが重要だからオーブ艦隊の司令官になれないだろうし -- 名無しさん (2021-10-30 22 02 52) 国の代表であるカガリが -- 名無しさん (2021-12-28 16 27 25) ↑ミスった -- 名無しさん (2021-12-28 16 27 47) ↑9 そこの所はアムロやシャアと似ているんだよな。あの二人もパイロットとして最高峰の能力を持ち一部を除き周りから一個人としての自分じゃ無くて連邦の白い悪魔やジオンの赤い彗星としてしか見てくれない。 -- 名無しさん (2022-04-08 17 06 36) ↑×1シャア「指導者枠より、パイロットやってられるジオンの赤い彗星のほうが良いのだが」 -- 名無しさん (2022-04-08 20 19 16) タグに豆腐メンタルってあるけど境遇がヤバいだけで豆腐メンタルではなくね? -- 名無しさん (2022-04-08 20 30 41) ↑×1一般人のメンタルなら、まず病むだろう経緯だよな -- 名無しさん (2022-04-08 20 42 39) ↑7 本編中+外伝のXASTRAYでの描写を踏まえると、何の官職もない一般人だとキラの隠しておきたい素性の全てを知っているユーラシアの連中がキラを執拗なまでに狙ってくるのを庇い切れないというのもあるだろうな。万一ユーラシアに捕まったら、煮え湯を飲まされまくったガルシア指令あたりから凄惨な目に遭わされるのは想像に難くない。 -- 名無しさん (2022-04-15 17 01 53) 戦場に武力介入してミネルバのタンホイザーぶっ壊した結果、死体袋を量産したことは書かないの?キラの不殺を否定することと、功罪を伝える意味でも書くべきでしょ -- 名無しさん (2022-04-24 05 53 44) 追加した方が良いでしょうが、タンホイザー撃たなかった場合もっと死体袋量産することになっていたことも言及しないとですね -- 名無しさん (2022-04-24 10 08 29) 「裏切り者」「同族殺し」の十字架を背負った、ダグラムのクリン・カシムにも通じるところがあるヒーローだが、クリンと異なり自分で選んだ道「ではない」ためにしんどさのベクトルがだいぶ違う。 -- 名無しさん (2022-05-06 19 32 38) 准将の不殺は誓いとかでなく殺したくないから殺さないようにする、って我が儘で選択として殺す以外の道が無いなら躊躇なく行くしね。あと項目では触れられてないけど、セイバーを達磨にする辺りの戦闘でも准将の技量が描写されてると思う。あのシーン何やってるか理解すると准将が近距離は弱いみたいな印象吹っ飛ぶ -- 名無しさん (2022-08-20 01 36 08) ↑3ヤマト准将閣下の殺人は綺麗な殺人だからOK、てか?世界的に使用が禁止されてる兵器も「国家じゃない私兵テロリストだから問題ない」って正当化されるならなろう世界より悪質な世紀末じゃん -- 名無しさん (2022-10-13 18 56 24) 戦闘に参加している以上当然であって明らかに悪意に満ちた書き方だけをする方がおかしい。そんなことを言い出すとガンダムシリーズの登場人物の記事は軒並み所詮は人殺しであるみたいなテキストを追加するべきって話になるよ -- 名無しさん (2022-10-13 19 36 10) 階級設定は凄い絶妙なライン設定でいいよね。一見すると高すぎるけど現場で有事の際に意見を通し最適解を打てるだけの権限はあるが、裏方での戦略レベルでの意見は通らないってね -- 名無しさん (2022-11-09 13 45 02) 一年って設定はアニメだと良かったかもしれないけど、今となっては短すぎる。 -- 名無しさん (2022-11-19 00 26 45) ↑の者です。間違えてコメントしてしまいました。申し訳ございません。 -- 名無しさん (2022-11-19 00 28 04) ↑の者です。間違えてコメントしてしまいました。申し訳ございません。 -- 名無しさん (2022-11-19 00 28 43) ↑の者です。間違えてコメントしてしまいました。申し訳ございません。 -- 名無しさん (2022-11-19 00 30 08) 間違えてコメントしてしまって申し訳ございません -- 名無しさん (2022-11-19 00 31 28) 強いことは強い…というか超強いんだけど、見返すとそこまで圧倒的に飛び抜けてる訳でもないかも。知らんギミックには手こずるし、ネームドに3体来られると攻め切れず防戦気味になったりするし。無敵やチートって程無茶苦茶でなくガンダムの主人公相応な強さだと思う -- 名無しさん (2022-11-27 11 31 40) ↑ハードウェアに強いアムロに対しソフトウェアに強いキラと、差別化もうまくいっている。 -- 名無しさん (2022-11-28 20 36 01) ↑8 本当に絶妙だよな。 -- 名無しさん (2022-12-05 16 49 28) ガンダムvsシリーズでは何故かルナマリアに素性の全てがバレていたな。身内以外だと、クルーゼ,デュランダル,カナードとユーラシアは理解出来るが、ルナマリアは一体どこでキラの素性を知ったんだろうな? -- 名無しさん (2023-03-13 13 51 41) ↑12 それ言い出したらほぼ全作品の主人公が当てはまるし、なんなら作中のキラの敵勢力にもぶっ刺さるんですがそれは。自分がキラだけ悪く書きたいからってそんな逆ギレしちゃ駄目よ~ -- 名無しさん (2023-03-13 14 26 47) 正直デスティニーでも言うほど厚遇されてるとは思えないんだよな…実は心理描写がかなり少なくて内面があんまり描かれてないし、立場上行き当たりばったりにしか動かせないせいで出撃するたびに(作中キャラからの)ヘイト役ばっか担当させられるし、方向性が違うだけで扱いの悪さはシンと大して変わらない気が… -- 名無しさん (2023-03-28 00 16 36) でも -- 名無しさん (2023-04-03 00 12 26) ↑↑でも映画でキラがシンみたいにかませに扱われてフルボッコにされたら炎上するでしょ?シンの扱いのクソさとは比較にならんよ。作中の不幸っぷりは同等でもメタ的なクソさは段違い -- 名無しさん (2023-04-03 00 13 57) 穏やかな印象も受けるけど、レクイエム落とすために宇宙に上がる前のアスランとの会話で夢のことを欲望と表したりと、じみに辛辣な物言いもしてるのよね。噛めば噛むほど味が出るキャラだと思う。個人的には好きだわ -- 名無しさん (2023-04-16 18 05 00) そりゃあんだけ見も心もズタボロにされれば世の中シニカルにしか見れなくなるよ。ただでさえ将来に全く夢見れない立場なんだし -- 名無しさん (2023-04-20 18 47 33) 作中でもクロスオーバー作品でも論破されてるみたいな印象が強いが、冷静に考えると批判してるキャラが言ってることのほとんどは上っ面な難癖か言いたいこと言ってるだけのクソリプみたいなもんだよね。律儀に受け止める必要もないのに… -- 名無しさん (2023-04-24 16 05 47) ↑最終決戦のクルーゼとの舌戦なんか、極端に要約するとお互いに「お前の事情や都合なんか知るかバカヤロー!」って言い合ってるだけだから論破もクソもないしね。 -- 名無しさん (2023-04-24 16 41 48) 種デスのキラは「作中描写とバックの設定の乖離に振り回されている」って印象が強い。ターミナルだのファクトリーだののクライン派による便利組織設定の数々を知った後だと「もっとやりようあっただろ」って声が挙がるのも止む無しというか… -- 名無しさん (2023-04-24 18 53 47) キラもラクスも大人達の事情に振り回されてようやく休めるかと思ったら無理やり引っ張りだされただけだから…まあフリーダム隠してる辺り予期はしてたけど外れる事を願っていただろう。 -- 名無しさん (2023-04-25 16 40 44) ↑↑クライン派ってあれだけ設備が用意できるならもう少し戦闘出来るパイロットいそうだよな、それとも映ってないだけでドムトルの部隊が他にもいるのかな? -- 名無しさん (2023-04-25 17 15 01) 最終決戦でラクス側についたプラント兵もいるから、そいつらの中に、もともとラクスらに同調していた人らもいたんじゃないの? 種の時に虎を懐柔していたように。 -- 名無しさん (2023-04-25 22 52 30) ↑4 もっとやりようがあっただろうという話があったそうだが、かなり前の関連書籍で否定されていた。クライン派が動くとザラ派が動いて潰し合いが発生して折角沈静化させた混乱をまた生じさせる事になるから…とラクスとアスランがオーブに居る理由と合わせて述べられていた。ぶっちゃけ派手に動ける状態でなかった。 -- 名無しさん (2023-05-19 15 48 28) そもそも16.7の子供に世界の命運背負わせる方がおかしいんだから本来もっとちゃんとやんなきゃいけなかったのは大人 -- 名無しさん (2023-05-28 00 33 50) クライン派といいブルーコスモスといい裏設定がきちんとしてて好き。ガンダムも含めて最近は魅力的な悪の組織がなくなってるから…ザフトも良くアンだけ自軍に大損害を与えたこいつに指令ポジやる気になれたな -- 名無しさん (2023-05-28 10 00 27) アムロと比較されることが多いけど、やや内向的って以外は全然違うよね准将。普通の心優しいぽややんだし -- 名無しさん (2023-06-05 23 01 28) 意外に長年にわたり狙われてきたブルーコスモスから見ても英雄と化してて手を出されなかったとかどんだけやねん…代わりにラクス共々同胞であるザフトやコーディネーター社会の一部から白眼視されてたという悲惨な -- 名無しさん (2023-06-06 17 33 03) 父親のエゴであらゆる才能を持たされてるらしいが、外見も調整入ってんのかな? -- 名無しさん (2023-06-07 22 10 04) ↑スーパーコーディネーターを作るための実証実験の意味もあったろうし多分入ってるだろう -- 名無しさん (2023-06-16 09 03 30) 劇場版おめでとう -- 名無しさん (2023-07-22 21 08 27) 散々曇ってきたから、平穏を手に出来るといいなと思うけど公式で向こう50年くらいは戦いが続くんだっけコズミックイラ… -- 名無しさん (2023-07-24 18 11 27) 何だか劇場版では闇堕ちを示唆されてるようで不安。ミスリードだと思いたいけど -- 名無しさん (2023-08-14 10 00 40) ↑闇落ちってよりは無茶な行動を止めてくれ的な方だと思ったな -- 名無しさん (2023-08-14 10 19 02) 戦争なんてやるかやられるかの話なのにキラだけ戦争で撃墜したら人殺しってなじるファンはなんなんだろうな…んなこといったら一部除いたガンダム主人公みんな人殺しだっつの -- 名無しさん (2023-09-15 15 23 37) 今まさにデスティニー観てるとこなんだけど、ぶっちゃけ主役を持っていったのはあくまでストライクフリーダムで、キラ自身は優遇どころか3人の主人公の中で一番持て余されて全然物語に絡めず、単なる「ストライクフリーダムに乗ってる人」に終始してる印象の方が強い… -- 名無しさん (2023-09-15 15 30 34) 劇場版では、はたまたどういう立ち位置になるんだろうかね…?予告編見る限りでは、死亡フラグが立っていそうな気も。TVアニメ版とは良くも悪くも脚本家が異なるから、色々な意味で不安ではある。 -- 名無しさん (2023-09-15 17 07 32) 改めて考えるとだけど、知らず知らずの内に教授に手伝わされてたせいで必要な戦闘能力身に付けてしまってた結果戦争に巻き込まれたって詐欺に引っ掛かった感があるというか、ここら辺からして幸薄さを感じるんよな…… -- 名無しさん (2023-12-22 00 46 52) 種デス時点で18歳 なのにあの枯れっぷりは信じられないレベル -- 名無しさん (2023-12-22 01 13 44) 少なくともシンの家族に関してはキラを責めるのはお門違いだな -- 名無しさん (2023-12-26 20 02 44) ↑それに関してはキラに何の非も無いからなぁ。元々キラの参加したオーブ戦の戦闘の爆発で亡くなっただけなのに「キラの流れ弾でシンの家族は亡くなった」「監督がキラ推しだから変更で無かった事になった」という話を吹聴する輩が居た。後に検証で完全否定されてもなお認めず言い張ってた明確なデマなのはもっと広まってほしいわ。 -- 名無しさん (2024-01-09 14 11 58) 当時はもはや当然かのように叩かれてたけど最近は見直されてきてるの本当に良かったと思う -- 名無しさん (2024-01-26 17 58 43) ↑変な言い方だけど当時のスパロボも周辺評価に影響されてシンも含めたそれぞれの扱いが乱高下してたイメージがある。初代Zじゃキラが極端に叩かれ、逆にKだとシンが合流前まで悪役同然、L以降はスパロボ補正込みでいい塩梅に落ち着いた感じ。 -- 名無しさん (2024-01-26 18 11 37) 全ステータス最大値がカンストできるスーパーコーディネイターなのに本編までにそれが露呈しなかった理由が「勉強も運動もやらされない限りやらない割と人として最低レベルのダメ人間だったから」なのは笑う。学園教授に課題と称してアレコレやらされてるうちにトンデモプログラミングを身につけたあたり、それまで本当にまともに運動も勉強もやってこなかったんだろうなぁ -- 名無しさん (2024-01-26 18 16 10) そもそもスーパーコーディネーターってのは全パラメータMAXじゃなくて、不安定な人間の母体で作ると設計通りにならないから人工子宮で作ったコーディネーターのことで、キラ以外は死ぬか設計図通りに完成しなかったんだよ。もちろん高スペックにはされているだろうけど、スパコ=才能最強最高能力素質カンストではない -- 名無しさん (2024-01-26 18 24 26) ようやく傲慢だったりアスランが苦労するトンパチぶりを発揮する人間キラヤマトに戻れたな、よかったよかった -- 名無しさん (2024-01-26 18 58 48) 「君たちが弱いから!僕が1人で戦わなくちゃならないんだ!」言えたじゃねえか…でもボコボコにされてる真っ最中… -- 名無しさん (2024-01-27 22 25 01) ↑そうなると種運命の頃は弱音を吐かないよう無理して無感情気味になってたんだなぁ…無茶しやがって -- 名無しさん (2024-01-28 16 10 38) スパコディはステカンストじゃなくて設計図通りってのはそうなんだけど、どうせならステカンスト目指そうぜ!もあるんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2024-01-28 16 17 16) 「設計図通りに作れるスーパーコーディネイター」が理念、「ならせっかくだし全ステ最強に設計しようぜ」がキラ父のエゴ 才能あっても訓練積まなきゃいけないのは普通のコーディと一緒だからキラが強いのは無印の極限状態で文字通り死ぬほど実践訓練積まされたおかげ -- 名無しさん (2024-01-28 16 26 18) 普通にシンとかはただ病気ならんようにしただけでスペックは高くない、アストレイには確かアスランクラスの素質のコーディネイトされときながら一切努力しなかった豚がいたはずだし -- 名無しさん (2024-01-28 16 29 08) ↑3 本文や↑2にもある通り、スパコの本来の目的は「完全に設計図通りに完成する」こと。「どうせ設計通りになるなら最高の調整を施してみたい」はヒビキ博士の脱線。そしてキラはサボり癖が酷い(酷かった)ので、基礎能力や学習能力はあるがほとんどのステータスはそんな高い訳じゃない。なのでプログラミングの課題をやらされまくった結果数分でMSのOSを書き換えられるようになり、カガリには腕相撲で負けてる。キラが強いのは「△スパコだから」「○スパコがクルーゼ隊にスパルタ特訓させられたから」 -- 名無しさん (2024-01-28 16 58 57) だからキラは本気で何かに打ち込めば常人を遥かに凌ぐスピードで学習してあっという間に達人になれはするけど、やらなきゃ一生なれないのよね 准将になっても軍隊で必須の格闘術のトレーニングとかはドラマCD通り全然やってねぇんだろうなw -- 名無しさん (2024-01-28 20 00 55) (スーパー)コーディネーターであることを意識するようになってからは特に気が進まないだろうな…とは思う -- 名無しさん (2024-01-28 20 33 40) 劇場版で、他のメンバーが大活躍する中キラは1人ではオルフェには勝てずラクスの助太刀を受けて逆転したのは、ある意味キラにとっては「スーパーコーディネイターだってそれくらいのもの」っていう救いだったかもしれない -- 名無しさん (2024-01-28 20 38 54) FREEDOMの再現では各種ゲームでの説教が完全に的外れだったことに触れないといけないからライターは大変そうだなって -- 名無しさん (2024-01-29 07 05 39) デスティニーでは個人としてほとんどシナリオに関われず宙ぶらりんだったキラが、大義だけじゃなく「ラクスに会いたい」っていう個人的な願いのためにも戦ったのホント良かった… -- 名無しさん (2024-01-29 20 58 19) アスランに殴られる度に「なにがなんでもスーパーコーディネーターだ!」「お前なんか全然特別じゃない!」「邪魔だ、シン!」って救いを与えられたような気持ちだったんだろうな -- 名無しさん (2024-01-29 21 29 17) 皮肉にも父親から間違いなく愛されて、可能性を与えられたってのがこの世界における最大の祝福でもあったのがよくわかる -- 名無しさん (2024-01-29 21 45 13) 種運命の時は悟りを開いた仙人っぽいなぁとは思ってたけど仙人になるしかなかったんだなって印象を受けた。人間に戻れてようやくフレイも安心できそう。 -- 名無しさん (2024-01-30 22 52 23) 思えばヘリオポリスで初めてストライクに乗って以来、自分に課せられた責務の為に戦って来たキラが、初めて本当の意味で自分自身の心からの願いと望みで戦場に出たんだな。あの最終決戦はヘリオポリスからずっとキラに付き纏った呪いからの解放と「必要でないものは望まれないデスティニープランへの改めての警鐘」を兼ねるものと言えるのかも -- 名無しさん (2024-01-30 23 10 39) しかしラクスの揚げ物からは逃れられない -- 名無しさん (2024-01-31 10 43 33) アスランは破廉恥、シンは圧勝した中でキラだけ助太刀されなきゃ勝てなかったとは言われるけど「基礎スペックは明確に上、機体特性的にもほぼ上位互換の機体相手」に「相手の攻撃は通るけど、こっちからの有効打はほぼ無し」の状況であそこまで粘れるキラも大概やべぇのよ -- 名無しさん (2024-01-31 12 18 56) ↑アスランは奇策、シンは装備相性かを良かったから ストフリ弐式で有効打与えれるってレールガンライフルとクスィフィアスぐらいだもん -- 名無しさん (2024-01-31 12 56 31) キラの身体ほっそ…、これからは嫁さんの作るご飯ちゃんと食え -- 名無しさん (2024-01-31 18 48 26) 度重なる戦いで胃を傷めているであろう准将を襲う嫁の揚げ物攻撃! -- 名無しさん (2024-01-31 18 53 03) ↑4というか「SEED主人公3人は全員やべぇ」ってことが判明した -- 名無しさん (2024-01-31 18 59 05) でも「愛する嫁の手料理を食べられる」こと自体はたぶんめちゃくちゃ幸せに感じてそう。それはそれとして胃にはくる。 -- 名無しさん (2024-01-31 19 57 06) FREEDOMのあとのラクスならキラのためにいくらでもレパートリー増やすんじゃね?そして幸せ太りへ -- 名無しさん (2024-01-31 21 59 40) 世界を巻き込んだ結婚式だなぁw -- 名無しさん (2024-01-31 23 35 31) ヒビキ父博、Dプランの封鎖の為に逃げなかった光のマッドである可能性を否定できないの笑う -- 名無しさん (2024-02-01 00 53 20) まぁ食べきれなさそうだったら駄犬と化したシン呼べば喜んで食ってくれるから...でもキラは太るしラクスはなぜか胸にしか脂肪がいかないしシンは一向に太らない、そんな未来が見える。 -- 名無しさん (2024-02-01 09 34 18) キラ言うほど太るかな……と思ったけどAs'まりあ女史のでぶきらという前例があるからな……イメージしやすいのはあるかも -- 名無しさん (2024-02-01 09 48 09) ↑シンはキラに呼ばれたら喜びそうだけどルナは他人の嫁の飯に喜んでるシンを若干不貞腐れそうw -- 名無しさん (2024-02-01 10 13 13) 劇場版の主人公たちはアスランは最も株を上げて、シンは最も活躍して、キラは最も救われたって印象。ようやくキラにも救いが訪れたと思うと嬉しいわ -- 名無しさん (2024-02-02 11 13 30) ↑3コーディネイターである以上健康維持のために内臓機能も強化されてるだろうけど、代謝とかまで必要以上に強化されてたら普段からドカ食いしてないと痩せ細っちゃうから太るのは太るんじゃない?むしろ内臓が強くて消化・吸収して食えてしまうが故にナチュラルより太りやすいとかあるかもしれない。あの量もあるし。太ってきたのを解消するために運動や筋トレに励むとスパコディ因子のおかげであっという間にムキムキラになるかもしれんが。 -- 名無しさん (2024-02-03 10 09 56) 「自分がスパコディなんて知らない」「そもそもスパコディって何?」「生来のサボり癖」「巻き込まれて戦闘続き」と全ての要素が最悪の絡まり方をしたせいで学業は中途半端、プログラミング以外は戦闘特化で戦争をなくすために出来ることが最前線で武力行使以外は兵器開発とアップデートくらいしか役に立てないって考えると毎日常にストレスしかなかったんだろうな。むしろコネとかもあったんだろうけどキラと同様に巻き込まれたせいで学業が半端になったであろうにも関わらず一国の宰相の側近を務めてるサイとミリアリアの方がよっぽど化物。 -- 名無しさん (2024-02-03 10 20 47) 批判されがちだった「戦いたくないんだ」とかそこら辺、考えても見たら批判されるようなことどころか状況考えりゃ当たり前というか種デス時も含めてズタボロ過ぎるんだよな……そらそうもいうだろって。 -- 名無しさん (2024-02-03 11 14 25) お前、スーパーコーディネーターの力をスーパー我慢に変換して頑張っていたんだなって… -- 名無しさん (2024-02-03 17 37 23) やっぱり迷わないアスランが最強だった -- 名無しさん (2024-02-03 23 07 18) ポプテピピックのランボーパロの所が予言とか言われててダメだった -- 名無しさん (2024-02-04 09 10 52) 今までずっと戦うしかない状況だからこそ戦ってきたんだよなぁ。初めて完全に自分の意志で戦場に赴く理由が「ラクスに会いたい」ってのがもう最高過ぎた -- 名無しさん (2024-02-04 16 14 09) 戦いたくないけど戦わなかったら友人が死ぬ、戦ったら戦ったで親友と殺し合い、神経すり減らして戦争終わらせたのに2年後にはおっぱじめる、お労しいとかいうレベルじゃないしいい加減幸せになって欲しい。だから劇場版最高だったんですわ -- 名無しさん (2024-02-04 16 59 56) 装備の関係で相性最悪且つ機体性能で上回っているカルラとシヴァの2機と無人戦艦&ドラグーンの猛攻を中破しながらもSEED未発動で耐え忍んでたあたり、やっぱあの世界でトップクラスのパイロットなんだなぁって改めて感じた -- 名無しさん (2024-02-04 18 52 55) ライフリでフルボッコされてたけど、あれもメンタル最悪&精神汚染&不意打ち&圧倒的な物量差とデバフブチ込みまくっての結果だったし、ベストコンディションでライフリで挑んでたら勝ててた可能性もあるよね -- 名無しさん (2024-02-04 18 54 33) やっぱ軍事訓練してない設定引き継いでいたけど、アスランとの立ち回りでボコボコにされ、顔面ハイキックかまされてもダウンしなかったあたり、その気になったら生身でも結構なレベルになりそうではある 今後もキラにそんな気は起こらないだろうけど -- 名無しさん (2024-02-04 18 56 20) うすうす感じてたけれど、主人公ズの中では精神性が一番一般人なのよね。育ての家族は健在で良好関係、元々の将来もごく普通の技術者指向だったから戦闘のせの字すら知らなくて当然といえば当然で、そんな人間が世界でも上澄み中の上澄みのMS戦闘能力を強制的に開花させられた挙句、延々と終わりのない悲劇をひたすら見せられたらそりゃあメンタルが逝かれるわなぁ -- 名無しさん (2024-02-05 13 16 54) 深夜に帰宅してPC開いてDPプランの方が良かったのかなって葛藤してるところ本当に辛い -- 名無しさん (2024-02-05 18 49 03) 種運命でミーアがラクスを嵌めようとした時の銃撃戦でもキラは銃を持ってたのにアスランがひたすら無双してたからなぁ。ラクスたちの護衛に徹したって判断もできるけど単純にアスランが強すぎて覚悟も決まりすぎてたってことか。そりゃ生身でぼこぼこにされるわ -- 名無しさん (2024-02-05 19 48 25) 異様にタフ、ガチでヤバい膝蹴りはギリギリクリーンヒット避けてるとは言えコーディネイターで作中生身最強疑惑のあるアスランにあれだけボコボコにされて耐えてるのは流石と言うべきか -- 名無しさん (2024-02-05 20 18 15) ただでさえ自分しか戦えない、戦わなきゃ友達が死ぬって状況で摩耗していた中、自分を助けようとしてくれたトールがあんな死に方した上に自分だけ生き残って...SEED時点で既に「僕がやらなきゃ」ってメンタルになるのも納得なのよ -- 名無しさん (2024-02-06 20 10 03) 実際、砂漠時点で僕がやらなきゃこの船はと既に言っていた。ストライクで寝泊まりしていた頃のキラがそのままいたというのは納得なのよ -- 名無しさん (2024-02-06 20 30 13) 才能(=MSに乗って戦う才能)に適した役割を与えられたからといって人は幸せになれるわけではない。キラ自体がデスティニープランへの反証なのよね -- 名無しさん (2024-02-06 21 35 11) 僕は剣術を使ないんだコノヤロー!!!ダンスも出来ないし!!!料理も作れないし!!アスランみたいにモテない!!僕は助けてもらわないと生きていけない自信がある!! -- 名無しさん (2024-02-07 11 22 51) インタビューでの監督曰く「種死の頃のキラは達観してるんじゃなくて心が壊れかけてただけ」らしいので、そこから更に負荷がかかり、心の支えだったラクスがいなくなれば決壊したって不思議じゃないんだ。でも無理してることを周囲のキャラ達は知ってたし、ファンも20年かけて理解してたから「言えたじゃないか...」って気持ちになるのよ -- 名無しさん (2024-02-07 12 14 40) より正確には達観してるとか仙人っぽかったことに対して視聴者の色々な考察はあったけど、今回でその理由がしっかりと開示されたから良かったって感じかなぁ。それこそ当時テレビを見てた人達にとっては20年間はっきりしなかった事なんだから感慨深いだろうなぁ。劇場版はキラとラクスってキャラをより理解できた気がして嬉しいよ。アスランは予想外だったけど -- 名無しさん (2024-02-07 23 42 36) アスランとの殴り合いで擦りもしなかったあたり、さてはこんだけ追い詰められてなお実際に体を動かす系の訓練は受けてないか逃げてるのかと思うとしっかり人間臭くて好きになった -- 名無しさん (2024-02-08 13 54 56) 項目に記入されてるけど、ライフリってまだ動力源の公開されてないよね? -- 名無しさん (2024-02-08 17 49 23) スパロボZでシンが言ってた「…あなたも人間だったんですね…」って割と的を得ていたんだなって 流石に偶然だろうが -- 名無しさん (2024-02-08 18 19 22) 「ラクスに会いたい…」で泣きそうになったよ ずっと能面の超人みたいでどうしても好きになれなかったけど、最後にキラ・ヤマトの人間性を知れて好きになれた -- 名無しさん (2024-02-09 00 20 01) ↑3 確定情報は出てない。ただ、ライフリ起動時のOSに「Nuclear」の文字がないから核動力じゃなくてバッテリー稼働だろうともっぱらの噂 -- 名無しさん (2024-02-09 10 39 58) 「種死の頃のキラは達観してるんじゃなくて心が壊れかけてただけ」って良くこんな状態で戦えてたと思ったわ。あと弱音とか出なかったのはラクスが支えてたお陰とも聞いて今回ラクスという支えが無くなった途端SEEDのキラみたいな感じに戻ったの合点がいったのと同時にどんだけキラの中でもラクスの存在デカかったのか分かったわ。 -- 名無しさん (2024-02-09 15 52 40) あまりにも脈絡がなさ過ぎて迷台詞扱いされがちだった「カガリは今泣いているんだ!」発言が対アスラン用デバフ呪文としてものすごいクリティカルだった事実に草。デバフかかったアスラン相手じゃなきゃ手も足も出なかったであろうことを考えると凄く冴えた一手だったんだな、と…… -- 名無しさん (2024-02-10 00 58 21) ↑お互い本気なら互角だろ。キラが滅多に本気になれない点を考慮してもその認識はありえない -- 名無しさん (2024-02-11 09 37 17) 今になって思うZシリーズのキラケンのありがたさよ…これからはずっと揚げ物食べてていいからな… -- 名無しさん (2024-02-13 09 45 11) 種死時代、言動を顧みるとデスティニープランやデュランダルに対しては難しいよね…とかとにかく茶を濁してばっかりで、最終局面まではあまりデュランダルを強く否定はしてなかったんだよな ラクスも含めて真摯に話せば取り込めたんじゃないか?という疑いがある まあ取り込めたところで最終的には決裂しただろうが、局面次第ではより簡単に排除出来たろうし何も二回ラクス暗殺未遂なんかやらんでも…という気になってしまった -- 名無しさん (2024-02-14 19 21 46) ってか確かキラ自身も「ラクスを暗殺しようとしなかったら疑ってなかった」って言ってたような -- 名無しさん (2024-02-14 19 37 44) ラクスを暗殺しようとしなかったら疑ってはいないだろうけどその状態でもデスティニープランが公表されたらまた変わってくると思うぞ -- 名無しさん (2024-02-15 16 55 00) ↑7 反応集みたくキラの生涯を追うビデオとかが放映されたら国家総動員クラスのオーブ国民がコンパスに志願するかも(ただしストライクのパイロットがザフトにバレる) -- 名無しさん (2024-02-16 17 41 42) 種死放送時は何考えてるか分からないし言ってることもよく分からなくて正直苦手だったけど、劇場版を踏まえて見返すと明らかに壊れかけでツラいものがあるな… -- 名無しさん (2024-02-16 22 02 09) バイク乗れたのねwwwちゃんと年齢相応の男子っぽい嗜好があったのが微笑ましい。恐らく遊ぶ金に不自由はしてないだろうけどゴールドウィングとはまた高価で格好良いバイクをお持ちのようで…。 -- 名無しさん (2024-02-17 19 01 48) 無印1話車も運転してたしなあ。 -- 名無しさん (2024-02-20 01 17 18) ↑×7強制じゃなきゃ銃を向けるまではしなかったとさ。まあ本人はラクス共々絶対嫌だだが。多少迷ってたのはアスランらしいな。ホントに平和になるならこれはこれで受け入れる余地あるかもとか。レクイエム持ち出したから吹っ切ったが。 -- 名無しさん (2024-02-20 01 21 56) 戦火の果てに精神をズタズタにされ、そして覚悟は呪いとなった、だがその呪いすら乗り越えて愛の戦士になったってのがあまりにも感慨深い…… -- 名無しさん (2024-02-20 23 22 57) 弐式で砲撃の嵐の中ラスボス相手に持ちこたえるってやっぱキラもいろいろやべーわ。それともあれが愛の力なのか -- 名無しさん (2024-02-25 03 02 47) ↑1 愛の為である事は間違い無いだろうな。 -- 名無しさん (2024-02-28 15 58 02) 最近youtubeで見かけるけど、推しの子みたいにフレイとクルーゼがキラとラクスの子供に転生してくるか気になるな -- 名無しさん (2024-03-02 13 17 52) 「君達が弱いから!」も前後を切り取ったらやめてよねレベルの傲慢さなんだけど、振り返って見たら映画でも名シーンになってると思う -- 名無しさん (2024-03-05 13 35 45) たねきゃら劇場での事だけど、レイが一口で逝く程の唐辛子入り料理を美味い美味い言って食べてたしラクスの大量の揚げ物も案外大丈夫そう -- 名無しさん (2024-03-05 19 26 22) 本人はスパコ、嫁はアコード。まず間違いなく子はできそうにない。奇跡的に相性が~とかの「運命」に縛られてる可能性はあるが。 -- 名無しさん (2024-03-14 20 56 31) ↑2 ならそのキラの胃袋にすらダメージを与えたっていうミリアリアのシチューって一体… -- 名無しさん (2024-03-14 21 13 42) ↑2監督の発言としては第一世代×第一世代の組み合わせなので次代を作る事は可能とのこと -- 名無しさん (2024-03-14 23 14 25) アルテミスの中枢サーバーを落としたウィルスの作成者は実はキラとのことで、運命での電波ジャック返しもキラ発案説が浮上してるとか -- 名無しさん (2024-03-18 10 14 16) プラウドディフェンダーの精神感応でコントロールするナノ粒子とあるけどキラは精神感応は使えないからラクスがいないと使えないの -- 名無しさん (2024-04-17 22 34 56) ↑アコードバレする前にプラウドディフェンダー作ってるからアコード能力は関係ないんじゃね -- 名無しさん (2024-04-18 23 02 52) 戦いが嫌な戦時徴用の一般人スタートで、それでも戦う理由が「大切な人達を守りたいから」「好きな女に笑顔になってほしいから」なのがシンプルで好き -- 名無しさん (2024-04-18 23 11 57) 訓練を受けた軍人との白兵戦ではナチュラルの女性にすら…ってあるけど、アルテミスで地球軍兵士をぶん投げた事があったような…相手が油断してたのもあるかも知れんが -- 名無しさん (2024-04-19 15 41 57) キラ沼には、沼の水全部抜こうとして抜け出せなくなったフレイ、頭から突っ込んだラクス、温泉気分なAA組およびシンルナ、ちょっかいかけて追い出されたアグネス、そしてブラック企業や過労死・身近な戦争という重しによって20年かけてズブズブと沈んでいった視聴者で埋め尽くされている…。 -- 名無しさん (2024-04-23 01 32 52) 「まだ武器はある!ラクスの愛だ!」…あの状況でいきなり突拍子もないトンチキ極まりないセリフ(オルフェへの煽りとしてはミーティアフルバーストやディスラプター直撃より強烈だけど)にも聞こえるけど、それが諦めない理由になるならご尤もで、真理なんだよなあ。ただのポエムになると薄ぺっらく聞こえるかもしれないからラクスの愛(プラウドディフェンダーでエンゲージ)を分かり易くしたんだろうけど。 -- 名無しさん (2024-05-02 19 56 15) キラの敵を殺さないようにする戦い方を批判する奴らは多いが戦術的にも負傷者を増やすのは理にかなってたりする 救助の手間や進軍の妨げなど -- 名無しさん (2024-05-12 17 23 29) なんかデスティニープラン主義組織軍日に日に最大の敵扱いされてて見てて気の毒になる -- 名無しさん (2024-05-12 17 29 05) 監督と脚本に愛されてた事自体は事実だと思うんだけど、多分それって「キラを虐めたらいい出汁が出る」とかそういう方向の愛な気がする() -- 名無しさん (2024-06-03 17 54 02) ↑特に脚本の両澤女史はご存命であったなら、諫山創・虚淵玄・靖子にゃん辺りといい酒呑めてたタイプだろうな…と思う -- 名無しさん (2024-06-03 18 32 51) 引退せんのかい! -- 名無しさん (2024-06-20 18 18 45) 一般人スタートではあるけど、自分が加害者である事実から目を逸らせない性分は当初から普通じゃない部分なんだよな -- 名無しさん (2024-06-21 09 15 25) 自分のものを取られるとなったら別だけどね、やめてよねってあそこサイ視点だとキラに彼女を奪われた場面にしかならないけど、キラからすれば、誰もやっと手に入れた温もりを取り上げようとする人間がサイ -- 名無しさん (2024-06-29 08 00 51) ↑「誰も自分を見てくれなかった中で」台詞が抜けてた、でも結局フレイも自分を好きじゃない事に気づいて以降は一緒に寝る事もやめたんだよねキラ -- 名無しさん (2024-06-29 08 02 51) 名前 コメント
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シロー「キラ、二股をかけてるらしいな。」 キラ「え・・・?」 シロー「そんな奴は許さん!その性根を叩き直してやる。」 キラ「まさかフレイまで含めてる?それともミリィ?」 シロー「フレイとのキスシーン写真がここにある。これが証拠。さぁ表へでろ!!」 コウ「二股?キラ…アイドルだけじゃ物足らず…。勝負だ!!」 キラ(大変な事になったな…。誤解しすぎだよ…。) 勿論、ニュータイプ集団はそんな写真には騙されない。しかし、シローもコウも 虐めの内容は知らなかったらしく、こうなったのである。数分後、周囲の迷惑にならない場所、迷惑にならない武器 という事で、いざというときの調停用にターンAの監視つきで、ギアナ高地にて GP01ゼフィランサス+Ez-8VSソードストライクの闘いが始まる。 キラ(2人とも長時間飛べないし、機動性もソードストライクよりは低い、どうするつもりなんだろう?) キラは上空に飛ぶ…と、シローが何故かバルカンを乱射している。 キラ「フェイズシフト装甲相手にバルカン…。兄さんも何考えてるんだか…。でも一応…。」 一応旋廻して避けるキラ。そこをGP01のビームが襲う。かわしはするがギリギリである。 コウ「恋愛は一筋、それ以外は認めん!!」 シロー「その性根叩き直す!!」 連携攻撃が続く。流石のキラも慌てる。 キラ「このまま落とされるのは嫌だしね…。」 対艦刀を構え、一振りする。ビームブーメランだ。 シローは回避する。そこで2人とも安心してしまう。 シロー「狙いが甘い!!」 コウ「そんな攻撃で倒せると思うな!!」 しかし、戻ってきたビームブーメランがコウのGP01を輪切りにする。 コウ「そんな…!!」 その後、シローとキラの闘いとなる。 キラはビームブーメランを連続使用、シローはひたすら銃弾を撃ちまくる。 シロー「銃身が焼け付くまで打ち続ける!!」 キラ「変な言いがかりをつけるから!!」 シローの方の残弾が尽きる。キラの方も残りエネルギーが少ない為、一気に勝負をつけようと思った。 キラ「もう止めろ~」 シロー「ここで引けるかぁぁ」 シローのビームサーベルが残艦刀の付け根を切り落とす。再度シローが仕掛ける前に、 キラはイーゲルシュテインを相手の両肩に刺す。と、そこで動きが止まる。 片や両腕のマニュピュレーターへの伝達系切断、片やエネルギー切れである。 この後、話で誤解も解け、全て円満に解決した。コウはミンチになったが。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ キラ・ヤマト コウ・ウラキ シロー・アマダ
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雨が降っている。 ただ降り積もるような、ただそこにあるだけの、延々と続く長い雨。 はらむ怒気に紛れて、八雲紫は疲弊していた。 交差する鋭い何か。 自分の能力でも防ぎきれない、その銀色の色合いはまぶしく、どこまでも美しかった。 壊れたように吐き出される力の残滓が、自分の生命の危機を如実に示している。 息が乱れる。 これほどまでに自分が疲弊したのは、いったいいつぶりだろうか、思い出すこともできない。 ふと、脳裏にこことは別件で頑張っている巫女のことを思い出した。 彼女ならあるいは、自分がいなくても。 一瞬だというのにちらついた弱気な思考に、思わず苦笑する。 閃光。 殺気。 そして雨。 「紫……っ!」 ふと聞こえた楽園の巫女の声に、私は気を入れなおした。決してこの雨の中なら、声など聞こえないはずなのに。 交差する。 交差する。 交差する。 そして見つけた、最期の交差。 私は、ただ、すべてを求めて立ちふさがった。 銀色はすんでのところで私を飲み込んで、やがて静かに消えていく。 ざああああああ ざああああああ 状況は呑み込めないが、キラは降りしきる雨の中を強引に走った。 今ただわかるのは後ろに背負っている女性が、このままでは死んでしまうということだ。せめて町の建物の一つでも見えればいいものなのだが、さきほどから木がわんさか立っているだけで、一向に人気がない。 それどころか雨が邪魔して、出血を止めることすらままならない。 ざあざあ ざあざあ ざあざあ 着ていたパーカーを無理やり止血に当てて、キラは女性を背負う。 女性が持っていた右手の何かがとても邪魔だったので、キラはふんだくるようにそれをポケットの中にねじ込んだ。 雨を吸い込んだ服は冷たいが、そんなことを言っている場合でもない。 「くそっ……!何だってんだいったい!」 「……っ!」 時折聞こえる弱弱しいながらにも確かな息の音が、キラを焦らす。 生きている。 面識は確かにないが、彼女は生きている。ならどうして、彼女を捨てておくことなどできるのだろうか。 壊れたように走る。 走る。 しぶきが上がる。 息が乱れる。 時折苦しさが肺を締め上げ、雨が足を取る。 視界がぶれる。 だがあきらめない。 ただ、キラはがむしゃらに走った。 「おい、誰かいないのか!おい、誰か!」 雨音で消えてしまって誰も聞いてはいないのだろうが、後ろから感じる赤い熱にキラはおびえた。身近に迫る死の恐怖が、いつの間にか迷い込んでしまった竹林の中に反響する。叫びはただ、それをごまかすための行動でしかならなかった。 そして運よく見つけた、屋敷。 それは浮世離れしたような美しさを持ってして、キラの視線を奪った。 「おい誰か!誰か!医者を呼んでくれ!早く!誰か!」 たたく。 ただ、それだけしか知らない人間のように、何度も何度も。 「……!あなたっ……!」 「頼む、げほっ、早くこの人を、死んじまう!」 「あっ!」 飲まれて消える。 頭の思考回路が焼き切れて、それ以上の働きを拒否する。ふと、力が抜けていくのを感じた。 これだけの雨の中女性だとはいえ一人でこれだけ疾走したのだ。体力も大分削れている。 キラは最後に目の前の人間が何か言ったのを認識したが、それが何だったのかはよく理解できないまま、意識は疲労と熱によって奪われていくをゆっくりとだが認識した。 ~東方異紳伝~ 金髪の女性、八雲藍は図体の大きい男性、キラを見ながら深いため息をついた。キラは膝の上でごろごろしている少女、橙の頭をなでながら、状況の整理に躍起になっていた。 というか、なんでこの橙という少女の好感度がメーターいっぱいまで上がっているのだろうか。まあ、いやではないにしろ不思議に思わなくも無い。なつかれるのはいいことだ、と適当に自分の中で流した。 ここは幻想郷、と呼ばれる地域らしく、ふつう外の人間、つまりはキラの側からは干渉することすらできない場所だという。妖怪、と呼ばれる種族が闊歩するのが普通らしく、人間は人間の里、という場所で集団生活しているらしい。 妖怪なんて、と思っていたキラだが、藍と呼ばれる女性のしっぽ、一本でももふもふ感がたまらなそうなのに合計九本もある、おそらく狐のしっぽみて、なるほどこの質感は本物ではないと出せないだろうと納得することにした。 でないとやってられない。はいそうですか、となった奴は不思議現象について耐性が大きすぎるだろう。 「はぁ、それで俺はどうやったら戻れるんですか?」 「それなんだが、……しばらくは戻れそうにない」 「……まじっすか?」 「本気だ」 「そうっすか」 たぶん話の流れ的にはそうなるのではないかと思っていたが、実際帰れないらしい。たいてい当たらなくてもいい予想はかなりの確率で当たるのに、当たれと思った時は当たらないことに定評のあるキラである、不運の一つだとして飲み込んでしまった。 「……外の人間にしてはあまり取り乱さないんだな?」 「まあ、ここでやいのやいの言っても解決しないことには意味がないですからねー」 キラは出されたお茶をずずずと飲み込むと、そのまま置いてあった最中に手を出した。おそらく手製で一つ一つ作りこまれたものだろう、いいものを置いているとキラは思う。 「それで、あの人、紫さんの具合はどうなんですか?」 「……あまりよくはない」 帽子の中で頭を垂れる狐耳に込められた感情が、本気で彼女の怪我が生半可なものではないということを示していた。なぜだかわからないが、とにかくあんな場所で放り出されていたのである、普通の人間なら出血多量で死んでいたのだろう。 「で、俺はどうしたらいいんですか?帰れないのはわかりましたから、それなりに居場所とできれば仕事があればいいんですけど、いつまでもここにいるのも何か、筋違いでしょう?」 「……、いや、お前は紫様の命の恩人だ、敵じゃないってこともここ数日で分かるし、何よりこの世界だと」 ふと何かを思い浮かべるように、藍がぽんと手をたたいた。 そのままずずいっと顔が近づいてくる。 「お前、式になってみないか?」 「……はい?」 キラは頭の上にいくつもの『?』を浮かべたが、藍はどこか満足げに口角を釣り上げただけだった。 異紳伝まとめ キラ編まとめ 次 キラ編次
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キラ・リードをお気に入りに追加 キラ・リードのリンク #blogsearch2 キラ・リードとは キラ・リードの67%は海水で出来ています。キラ・リードの28%はやさしさで出来ています。キラ・リードの2%は祝福で出来ています。キラ・リードの1%はツンデレで出来ています。キラ・リードの1%は勢いで出来ています。キラ・リードの1%は魔法で出来ています。 キラ・リード@ウィキペディア キラ・リード キラ・リードの報道 TWICE、日本9thシングル「Doughnut」MVを公開…天使のようなビジュアルに釘付け(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース TWICE、初のバラードリードシングルリリース決定 - MusicVoice ENHYPEN、ニューアルバム『DIMENSION DILEMMA』リード曲MVのティザー公開(THE FIRST TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 首位・ヤクルト、大量リードを奪い控え選手を起用 里崎氏が「良い作戦」と話すワケ(ベースボールキング) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 東北のキラ星たち:達成感で「やみつき」 スポーツクライミング 関川愛音さん(青森県八戸市・中2) /岩手 - 毎日新聞 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 キラ・リードのキャッシュ 使い方 サイト名 URL キラ・リードの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ キラ・リード このページについて このページはキラ・リードのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるキラ・リードに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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204 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/18(日) 23 19 15 ID ??? このスレのシンはステラとマユを連れてアザディスタンあたりに移住してしまいそうだ キラは・・・ 10 YEARS AFTER キ ラ 以 外 の 誰 か と結婚したラクスが家庭に子育てに芸能活動に忙しくも幸せな生活を送る姿が・・・ かつて大所帯だった家も1人、また1人と就職するなり結婚するなりして巣立っていき、 最後にエロゲーとオタグッズに囲まれたニートだけがひっそりと住んでいた・・・・ ヒイロ「ゼロが見せた未来はこうだった・・・教えてくれ五飛、この事実をキラ兄に伝えるべきかどうかを」 205 名前:Tトロワ :2009/01/18(日) 23 29 50 ID ??? 204 それはきっとTスレのキラの考えうる限り最良の未来でしょ と言うわけであちらのゼロシステムを使うと生きた原稿作成マシンにされてしまうので、 こちらのスレのゼロシステムを借りたのだが、 データの回収を忘れてしまったので回収しに来たのだが・・・・・ ヒイロ「・・・・紛らわしいことはしないで貰おうか。」 早かったな、俺の死も。 206 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/18(日) 23 36 38 ID ??? ララァ『大丈夫よ…この世界のラクスさんはキラ君を見捨てたりしないわ……』 キラ「(`・ω・´)」 アムロ「しかし、未来は人間の手で変えてゆくものだ。 某青狸みたいに、未来が変わる事もあるんだぞ」 キラ「(´・ω・`)」 207 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/18(日) 23 50 22 ID ??? ガンダムとは関係ないが、バック・トゥ・ザ・フューチャー3のラストでドクが 「未来は真っ白な紙と同じだ。その紙に未来を描いていくのが君たちだ」 なんて事を言っていたような気が… 208 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/19(月) 00 17 54 ID ??? 言ったよ。ドクは第一作のラストから「未来に(決まった)道などない」と同じことを言ってる。 210 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/19(月) 00 31 19 ID ??? 207-208 キラ「ま、まだ大丈……」 シン「あ、キラ兄。ラクスがアスランと一緒に居たんだk」 キラ「アスラァァァァァアアアアン!!」ガチャッバン!! ラクス「なるほど、キラの好みはこういう……」 アスラン「ああ、なんか妙に子供っぽいところがあ……」 ラクス「どうかしましたか?」 アスラン「いや……何か寒気が」 211 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/19(月) 00 33 11 ID ??? と、ある未来ではボロボロになるまで働くラクスに酒に溺れて暴力を振るうキラの姿 と、ある未来では乞食同然の姿で身を寄せ合う2人の姿 と、ある未来では来世に総てを託して心中する2人の姿 と、ある未来ではラクスに手をかけるキラの姿 と、ある未来では両板全スレ最後の白ラクスが息を引き取る姿 と、ある未来ではキラがナニも知らない純真無垢の白ラクスに○○○の×××で△△の▼▼(ry と、ある未来では、 と、ある未来では、 と、ある未来では、 ト、アルミライデハ… 繰り返されるラクスの悲しげな顔と零れる泪 終わりの無い悲しみの連鎖 キラ「う、う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!???????」 アムロ「もっとだ!キラが目覚めるまで!過ちに気付くまで未来を観せ続けろ!」 ヒイロ「教えてくれ五飛…俺はあと何回、この鬱映像を観続ければいい?」
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基本設定 第1期 私立ヘリオス学園に通う普通の中学2年生。優しく柔和な雰囲気の男の子。パソコン部に所属している。 キュアストライクに変身する。 第2期 私立ヘリオス学園に通う中学3年生。優しく柔和な雰囲気の男の子。パソコン部に所属している。 プラント王国の王女ラクス・クラインとは恋人同士。 1年前の戦いを経て、再びキュアフリーダムに変身することになる。 変身の経緯 町で買い物をしていたキラは不意に女の子とぶつかってしまう。カガリと名乗ったその女の子曰く、ここに来る道中でクリスタルを落としてしまったのだという。一緒に探してくれとカガリから頼まれたキラはそれに協力することに。落としものは案外普通に見つかり、カガリに落としたものを渡してその場は解散した。 しかし、そのあとすぐにカガリが謎の怪物(MS/モビルスーツ)に襲われかけている場面に遭遇する。それを見たキラは咄嗟にMSの前に立ちはだかった。それに呼応するかのように光り始めたクリスタルに気付いたカガリは一か八かキラに変身の仕方を教える。 キラが言われるがままにクリスタルを握ると、キラの体は女の子のそれへと変化した。 「プリキュア・ジャーミネーション!」 その掛け声と共にキラの体は光に包まれ、キラはキュアストライクに変身した。 詳細 第1期 第2期 出自 現代メンデル教で行われていた研究によって後天的にプリキュアとしての素質を与えられた存在。 実父であり魔術学者ユーレン・ヒビキによってプリキュアとなる為に必要な二つの素質《キュアシード》と《天地の力との親和性》を植え付けられる。 しかし、邪教とされた現代メンデル教に属していたことでその弾圧に巻き込まれて両親は死亡。 母親であるヴィア・ヒビキの妹カリダ・ヤマトとその夫ハルマ・ヤマトに託された。 カガリ・ユラ・アスハとは双子の兄妹・姉弟である。 キュアシード 本来キラにキュアシードはなかった。 ユーレンによってヴィアが持っていたキュアシードを移植された。 ヴィアはそのことについては誰にも話していない。当然ながら妹にも。 ▲
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―兄弟家、居間― ステラ (むぐむぐ) ラクス (にこにこ) ステラ 「……なに?」 ラクス 「あらごめんなさい、お気になさらないでくださいな」 ステラ 「……見つめられると落ち着かない……」 ラクス 「あらあら、ごめんなさいね、ステラさんがあんまり可愛らしいものですから、つい」 ステラ 「……うー……」 シン 「おー……照れてるなー、ステラ。スゲー可愛い……」 ロラン 「……シン、覗き見はよくないよ」 シン 「いや……そうだけど……でもさ、なんかあの二人が一緒にいるところ珍しいし、 あのほのぼの空間に立ち入るのもなんか悪いなー、とか」 ロラン 「そうだねえ……あのお二人が一緒にいらっしゃるのは初めてだからね」 ステラ (むぐむぐ) ラクス 「ステラさん、お口の周りがクリームで汚れておりますわ(ふきふき)」 ステラ 「……ありがとう」 シン 「ははは……なんか、子犬と飼い主みたいな感じだなあ」 ロラン 「心が和むね」 キラ 「子犬と飼い主、か……言いえて妙だね、それは」 シン 「……キラ兄、なんでそんな暗い顔してんだよ」 キラ 「シン、君は気づかないのかい? あのラクスの笑顔の裏に潜む、どす黒いオーラに!」 シン 「……はぁ?」 キラ 「ラクス……! 心の中では、『この子もその内私の下僕コレクションに加えて差し上げますわ』とか 電波ゆんゆんなことを考えているに違いない!」 ステラ 「……むにゃ……」 ラクス 「ステラさん? ……あらあら、もうおねむのようですわ」 ステラ 「……スー……」 ラクス 「ふふ……寝顔も天使みたいに可愛らしい……」 シン 「……分かる、ロラン兄?」 ロラン 「いや……凄く優しい微笑だと思うけど」 キラ 「君たちは騙されてるんだ! あんな優しそうな人が、本当に優しいはずがないじゃないか!」 シン 「えぇ!?」 ロラン 「何言ってるの、キラ?」 キラ 「騙されちゃいけない……! 女は二面性を持った生き物なんだ! 貞淑だと思ったら淫乱だったり、大人しいと思ったらビッチだったり、好きだと言いつつこっちを利用してるだけだったり! 具体的にはフレイとかフレイとかフレイとかフレイとか……」 シン (キラ兄……) ロラン (かわいそうに、酸素欠乏症に……じゃなくて、フレイさんに手玉に取られたときのトラウマがまだ……) ラクス 「あのー」 キラ 「(ビクゥッ!)や、やあ、なんだいラクス」 シン (うわ、キラ兄の笑顔が引きつってる!) ロラン (脂汗ダラダラだよ……!) ラクス 「ごめんなさいね。ステラさんが眠ってしまいましたので、毛布を用意していただけないでしょうか」 キラ 「あはははは、もちろんだよラクス、ラクスの言うことならなんだって聞いちゃうよ僕は!」 ラクス 「まあ、ありがとうございます、キラ。あなたはいつも親切にしてくださいますのね」 キラ 「もももも、もちろんですはい、だから僕に電波を浴びせかけるのはやめてよね!」 ラクス 「はい?」 キラ 「いやいやいやいや、なんでもありません! すぐに毛布取ってきますですはい!」 シン 「……」 ラクス 「フフ……あんなに慌てなくてもいいのに……キラは本当に優しい人ですわ」 ロラン 「……そうですねえ……」 シン (いろんな意味で哀れだな、キラ兄……) link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ キラ・ヤマト シン・アスカ ステラ・ルーシェ ラクス・クライン ロラン・セアック